無くなってからわかるありがたさ

会社ビルの外壁工事が新年早々から始まりました。
会社の小さな庭にあった鉢植えの花は全部取り払われて、殺風景です。
今まで、お掃除に来るおばさまが自宅から運んで、お花を飾ってくれていたのです。
「工事が始まるから、全部持ちかえらないといけないのよ。工事が始まると、部屋の中が暗くなるわね～～」と、こちらのことまで心配して下さいました。
その時に、「良かったら持って帰ってね」と葉牡丹の鉢植えを頂き、今も元気にベランダで育っています。

会社に花が飾られているのが当たり前の風景でした。
なくなると、寂しいものです。

今まで人から受けた愛にキチンを返してこなかったなと反省するこの頃です。
当たり前のように受け取っていたことに愕然とします。

無くなってわかるありがたさ。
なくなる前に気づける自分でありたいです。