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このところ本当に寒いですね!
夜風の冷たさに身体が固くなります。

「冷えは万病の元」とも言われます。

お腹が冷えると内臓の動きが悪くなり、
消化不良や便秘といった症状が出てきます。
手足も冷えやすく、痛くなったりして。

でも、体温を1度上げられたら、

・基礎代謝が上がり、免疫力も上がります。
・内臓脂肪が落ちて、身体が軽くなります。
・胃腸系の動きが活発になり、お通じもスムーズに。
・脳の血行が良くなり、認知症の予防にもなります。

・・・と、良いことしかありません。

でも、どうやって体温を上げるのでしょう?
挑戦しやすいものを私なりにまとめてみました。


●まずは、自分の平熱を知る

私たちの体温は、基礎代謝や食事、運動などで
作られる体内の熱で保たれています。

まずは、1週間ほど朝と夜に体温を測り、平均を出してみましょう。
1日の中でも体温は変化するので、2回測るのが理想です。

テルモ体温研究所が3000人の平熱を調べたデータでは
約7割の平熱は36.6度から37.2度だそうです。結構高めですね。

動けば動くほど基礎代謝が上がり、筋肉が熱を作ります。
温かいものを食べれば内蔵が温まり、血流が良くなります。

逆に、
動かずに冷たいものばかり食べていれば、身体は冷えて
内蔵も動きが悪くなり、様々な障害があらわれます。


●食べものから温める!

漢方では、身体を温める陽性食品と、
身体を冷やす陰性食品があります。

身体を温める食べものの特徴は、以下の通りです;

・はっきりとした濃い色
・水分が少ない
・堅い触り心地
・北海道など寒い地域が原産
・冷暗所で長持ちする

具体的には、かぼちゃ、じゃが芋、玉ねぎ、りんご、人参など。
じゃがいもや玉ねぎは色が薄めですが、水分が少なくて堅いですね。
冬はベランダの日陰で数か月持つんじゃないかな。

野菜以外だと味噌、納豆、キムチなどの発酵食品、
ショウガ、ニンニク、唐辛子などの薬味、
赤身のお肉も身体を温める効果があります。

逆に水分たっぷりのトマトやきゅうりは身体が冷えます。
レタスやキャベツなどの葉物も冷えますね。
フルーツ全般は基本的に身体を冷やすものですが、
デトックス効果もあるので目的に合わせて摂ると良いでしょう。

私が良くやるのは、冷えそうなものにショウガや
発酵食品を合わせて和らげる食べ方です。

冷たい飲み物は、内臓を冷やしてしまいます。
冷え性の人は特に意識して、身体を温める飲み物に
切り替えた方が吉。せめて人肌にしておきましょう。


●お腹から温める!

お腹には大切な臓器がたくさんありますから、
特に今の時期はお腹を出さない方が良いです。

腹巻がやっぱりおすすめです。
最近は可愛いものも多く、カイロ用ポケット付など
機能面も充実しているので、ぜひお試しください。

どうしても腹巻に抵抗がある人は、
長めのアンダーシャツやハイウエストのパンツなどで
腰回りをカバーするだけでも違います。

ストッキングやガードルを重ね履きすれば
温かいような気もしますが、締め付けすぎると
血流が滞ってしまうので逆効果です。

そして、毎日の習慣として
起きたら一杯の白湯を飲むようにしてみましょう。
「温かいな」と感じる位の温度で大丈夫です。
一気に内臓が起きて、動きが活発になりますよ。


●筋肉から温める!

適度な運動で筋肉を動かせば、体内で熱を作ることが出来ます。

激しい運動は必要ありません。

空いた時間にストレッチしたり、つま先立ちで家事をしたり
続けられる範囲で取り入れていけばOK。

年齢を重ねると、どうしても基礎代謝が落ちてきますが
ウォーキングなどを習慣にして筋肉を活発にしておけば、
基礎代謝を維持できて更年期障害も和らげる事ができます。

同じ姿勢で動かないのが一番良くありません。
アラームなどを設定しておいて、1時間ごとに立ち上がったり
ストレッチしたりする習慣をつくりましょう。


私も座りっぱなしのことが多いので、アラームを設定して
お散歩に出たりします。温かい飲み物を入れた水筒も必須です。

朝の白湯は本当におすすめです。身体が起きる感じがします。

出来る事を地道に続けて、いつまでも健康で
がんばっていきましょう。

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