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最近、
「旦那との性行為が辛い。
愛はあるけれど、更年期もあって、
もうしたくないと思ってしまう」
とご相談を受けました。

実はこのお悩み、とても多いのですが
デリケートな話題のため、お友達と
話す事も難しいのではないでしょうか。

夫婦が性的な関係を1ヶ月以上持たないと
セックスレス
、というのが一般的な考え方。

製薬会社などの毎年のアンケートでは
2組いれば1組はその傾向があると出ています。

そう、日本の夫婦はレスが多いのです。

お互いが納得できているのなら、
必ずしもレスが悪いことだとは思いません。

セックスレスを補える深い繋がりがあり
心が満たされていれば、それで十分かなと。


セックスレスになるタイミングは?

40代50代の方が割合は上がりますが、
30代でも半数近くがレスの傾向にあります。

年齢を重ねて、同じタイミングで「もういいな」と
思えば良いのですが、なかなかそうはいきません。

お互いが歩み寄り、回数を減らしたりしながら
他に繋がりを感じられるものを見つけられれば、
幸せな夫婦生活を保つことは可能だと思います。

普段から2人の時間を取って、
「大切に思っている」「一緒に幸せになりたい」と
意志表示することが、とっても大切。


セックスレスになってしまう原因

セックスレスの原因は色々ありますが、

●更年期障害を経て、体力的に辛くなったり
性欲が下がってしまう体力的なもの

●お子様が出来て、父と母という立場になり
相手への愛情のかたちが変わる精神的なもの

に分かれるかなと思います。

円満な夫婦関係を保つためには、
コミュニケーション・信頼・スキンシップ
とっても大切だと思います。

『仕事が忙しく、家に帰っても寝るだけ。
話も出来ていないけれど、分かってくれているだろう』

『子供も出来て、家事や育児で忙しい。
断る事も多いけど、もうそんな感じじゃないから
向こうも分かってくれているだろう』

・・・という考えは、分かってもらえませんよ。

すれ違いが多くなったら、お互いの状況を
確認し合い、コミュニケーションを取らなければ
様々な誤解が生まれてしまいます

週末デートなどで2人だけの時間を作りましょう。

お互いの状況や考えが分からないと、
「どうしてもっと手伝えないの?」
「どうして分かってくれないの?」
想像だけ膨らんで、不満が爆発してしまいます。

「〇〇日までは忙しいけれど、その後時間が空くから
どこかで晩ごはんでも食べようか?」

「来週末、子供たちが姉の家に行くから、
久しぶりに2人でゆっくりしようよ」

自然に何とかなるものではありませんから、
お互いの努力は欠かせません。


そこに愛はありますか?

十分なコミュニケーションもなく、
一方が理由もなく頑なに拒み続ければ、
離婚につながる可能性も高くなります。

もう話もしない、スキンシップも無理、
愛もないと思ったら…

一緒にいる意味は、何でしょう

それでもお子様がいらっしゃったり、金銭的な理由で
一緒にいる必要があるのなら、無視し合うのではなく
基本的な言葉だけはかけ合いたいもの。

「おはよう」「いってらっしゃい」
「おかえりなさい」「いただきます」
「いつもありがとう」「おやすみ」
などを言うだけで、ご家庭の雰囲気は変わります。

お子様がいればなお更、会話のない状況は避けましょう。


せっかくご縁あって結婚した2人ですから、
もう一度チャンスをあげて頂きたいなと思います。

明日にでも、おデートに誘うところから
始めてみませんか?

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