左第4中手骨骨折
スポーツで受傷
麻酔方法:伝達麻酔、局所麻酔
手術記録:
腋窩から正中、橈骨、尺骨神経周囲にそれぞれ5mlキシロカインでブロック
第4中手骨骨折直上皮切、伸筋腱を尺側にレトラクトし骨折部を展開
骨折部の血腫除去し牽引下に徒手的に整復、K wire 1.0mmで固定
K wire通してプレート設置
プレート越しにLag Screwを刺入しようとすると骨折部を短縮してしまうため、近位Screw holeにcortical screw挿入(骨折部を跨がないように)してバットレス効果により骨折部をある程度安定させた
プレート設置位置を微調整して近位から2、3つ目screw holeからLag screw挿入、利きは良好で骨折部もhair lineで整復
最遠位に2本、近位に2本Lockinng screwを挿入
遠位側2本は完全にlockingかけられなかったが骨質良好+抜去もあるため許容
透視で設置位置確認し洗浄し閉創
伸筋腱floorとなる部分はinteinsic muscleの筋膜と骨膜を合わせて埋没縫合、他はLayer to layerで縫合
後療法 外固定なし、制限なし
患肢使用なし運動は可
2POW全荷重以外可
6POW制限なし