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『休薬期間中。初夏、124』

昨日書いたものは、朦朧としたまま書いた。それも、がん患者の現実だと思うので、そのまま残そう。読み返してもいない。昨日の私の調子が20だとしたら今日の私は30はあるだろう。昨日の夕飯は桃の缶詰を半分、その残りを朝飯にあてた。食べすぎと飲みすぎは吐き気の原因になる。こんなにすうっと自然に吐いたことなどなかった。草津温泉の湯畑のようにいともたやすくじゃーじゃーと出た。何の抵抗もなかった。抵抗がないということは、前ぶりなくいきなり来るということだ。
もうすぐ花火の季節だ。「吐き屋~」「下痢屋~」と叫んでみようかな。

私はこのところ24時間中22時間は布団の上で横になっている。そして、着替えること、布団から立ち上がること、風呂に入ることが、これほど私の体力を奪うとを知らなかった。汗くさい私は本日の風呂をスキップするかもしれない。服を脱がせてくれる者と服を着させてくれる者が欲しい。身体は自分で洗える。

ああ、400字書いたところで限界がきた。終わろう。

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