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『自堕落静養日記。九月二十四日』

無事、抗がん剤治療を受ける事ができた。
朝八時~十六時半まで病院にいた。血液検査、血液検査の結果の説明、抗がん剤点滴の順で進む。二週間前は、血液検査の結果が芳しくなくて、抗がん剤治療を二週間スキップした。

前回の血液検査からこのように改善した。
①9/10 ②9/24 ③基準値
アルブミン①3.4②3.7③4.1~5.1
CRP①0.23②0.16③0.14(上限値)
白血球①24②63③33~86
好中球①8.0②46.1③38.0~74.0

担当医が気にしていたのはこのあたりの数値だと思う。
細かな説明は素人の私は控えよう。概ね改善傾向が見られた。このような数値があれば、抗がん剤治療が受けられるようだ。
且つ、今回から抗がん剤の濃度が80%になった。100%では、私の身体には強すぎるようだ。

これから、四十六時間前後の抗がん剤点滴を自宅で行う。針を刺して抗がん剤点滴を取り付けるまでは病院で看護師が行う。その後の針抜きは自分でする。医療廃棄物は二週間後に病院に持って行って廃棄してもらう。

抗がん剤ポシェット。これを肩にかけてしばらく過ごす。

ポシェットの中にはプラスチック製の容器。更に、その中のゴム風船の中に抗がん剤が入っている。この風船が萎みきったら自宅での抗がん剤点滴は終了となる。これは、肌の温度を感知して抗がん剤の流量が増減する仕組みになっている。だから、夏と冬、平熱によって点滴時間が前後する事になる。

余談ですが、夏にパピコを馬鹿食いしたせいで、体重が5㎏増えて血糖値も上がっていた。糖尿病の事などは何も言われていないとはいえ、食べすぎには気をつけよう。

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