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ゆる言語学ラジオは知っていますよね。え? 知らない? 母語話者なのに?

・・・すいません。ついゆる言語学リスナー特有の発作が出てしまいました。

煽っておいて投げやりですが、ゆる言語学ラジオを知らない方は、とにかく「ゆるく知的で楽しい遊び場があるらしい」とだけ覚えて、動画やPodcastをチェックしましょう。著書もめっちゃ読みやすいから買っちゃいましょう。

ちゃんとチェックした? よろしい。
今回は、ゆる言語学ラジオのサイン会に行ってきたお話。個人的な意見感想が満載ですのでご注意を。


念願のゆる学徒カフェ

北海道にいた頃はイベントなんて行けなかったので、念願のイベント。サイン会。・・・最高。

場所は池袋駅C3出口のすぐ向かい。今かいまかと待ち望んだゆる学徒カフェ着きました。

聖地感抜群

緊張して店内へ。

ドアを開けると、まず見えるのはステージに上がった水野さん。イメージよりだいぶ大きかったから、「うわぁ本物だでっか」と心の中で興奮し、

そしてそのあと堀本さんがチケット確認に。なんか堀本さん、めちゃめちゃ陽気なシャツ着ていて、間近に立った緊張とアロハシャツの面白さで内面ぐちゃぐちゃでした。疲れて楽しくなっちゃったのかな。実際、疲れても笑顔してる二人をニヤニヤ眺めたくて最後の時間帯にチケット取ったんだけどね。

そのあとは、レモネードを片手に参加者のみなさんとおしゃべりしました。緊張して汗まみれだったれど、みんないい人で、緊張はすぐなくなりました。

ロゴおしゃれ。内装もおしゃれ。

サインという大一番

そしてサインはいよいよ僕の番。インパクトを与えて帰らねば、という心理はいいエネルギーです。

時はサイン会の日の午前中に遡ります。サイン会まで時間があるからということで、神保町で古書店巡り。気になる本があったら買って、時間まで読もうとしていました。

そうやってぶらぶらするのですが。僕自身、そういうものがやっぱり好きなんですかね。アダルト系の本ばっか目に入っちゃう。『媚薬の博物誌』『文士と姦通』『エロティック日本史』とか。そんな本を買ってきては、自身のさがを見せつけられます。

そんな僕が歩いていれば、変態本に当たる。僕の眼前で圧倒的な存在感を放つソレ。僕が見逃すはずがありません。見つけてしまったのです。神本を。

名前を『うんち大全』

普通なら際どい明らかにお二人の好きそうな本。そのとき、僕の頭の中にはシナリオが出来上がります。

「まず、この本を差し入れとして出して、1笑いもらう。そうして、買った動機を聞かれれば、”うんち”の”うんちく”なんて、お二人にピッタリじゃないですか、と言う。また笑いをとる。さらにあわよくば、堀本さんが小説新潮で連載中の「読むだけでグングン頭が良くなる下ネタ大全」の資料に使ってもらえれば役満。・・・完璧」

さすが、ゲームシナリオライターを目指していたことはある。自分が恐ろしい。読むなんて気はさらさらしません。帯も目次も面白いんだもん。

大学所為「実は、お二人にピッタリの差し入れがありまして・・・」
(うんち大全バァァン!)
水野「こ、これはッッ!」
堀元「『読むだけでグングン頭が良くなる下ネタ大全』で使えそうな本ッ! コイツ、わかっていやがるぜ・・・」
水野「なぜ、なぜ2冊持ってこんのだァッ!」
大学所為「まだやるかい」

以上、こんなことがあったような気がするサインの様子。

トマトアロハシャツで近づかれたら笑うって

そうして、弟用のサインもいただいて、写真も撮って、リスナーの皆さんとお話しして、とても幸せでした。完璧に満足した一日でした。

僕が思う『ゆる言語学ラジオ』

僕がゆる言語学ラジオを知ったのは2021 3/23公開、通称ぞう鼻回です。だんだん家族内で流行りはじめ、うんちくエウレーカクイズの初回を見てから、がっつり惚れこみました。僕が高校2年生ですね。そうして気づけばサポーターに加入していました。

知的なんだけど、ゆるくてストレスがない。お二人のパーソナリティーとしての能力がすごいからでしょうね。

そして個人的に最大の魅力と思っている点。

ふむふむなるほど、なんて言っておきながら聴いた後は雑学とか、ゲラゲラ笑ったとこしか覚えてない。ここです。

「た」の用法覚えてる?って聞いても、答えられるのはおそらく0人。

「ミツバチの8の字ダンスってー」って言ったら、「それクリシェだよね」と無意識に口に出してしまうのが19万人。

けど、ちゃんとリスナーの知的好奇心の火種になるんですよね。燃料になって、リスナーをアクティブにしてくれる。サポーターコミュニティに入っていますけど、なんかみんな大学生、いや高校生みたいにはしゃいでる。

リスナーならわかるでしょう。見始めたら、心の底から「アカデミックしてぇ~!」と思うのです。僕が大学に行きたいと思ったのも、ゆる言語学ラジオが原因。同じ北海道出身だったのが嬉しかったな。

ちなみに、うちの弟も大ファン。趣味嗜好が似ているので、僕が居間で再生しているだけで、簡単に釣れましたよ。背もデカいし、手抜きしたテストでも90点以上あたりまえ。親公認の僕が育てた弟。

弟は堀元さんの出身校である札幌南高校を受験するんです。「サインもらってきたぜ。受験がんばれ」って言ったら、「堀本さんの後輩になってやる」と返ってきました。かわいい奴め。早くサイン本を渡してあげたい。

いやーいい思い出だったなぁ。早くお酒飲めるようになってファンの皆さんとも歓談したい。

失敗しない差し入れ?!(諸刃の剣級)

超個人的なふざけた意見ですから、自分が渡したいものを渡すのが前提です。危ない橋を渡りたい人だけが試すとよいでしょう。

実際に二人を目の当たりにしている僕がアドバイスいたしましょう。

お二人はゆるく楽しくといえども高学歴。やはり知的なものを欲していると思われがちです。

ですがそれはあくまで外皮

差し入れは、だいたい「ちんちん」とか「うんち」とかの本をチラつかせましょう。低俗であればあるほどよい。(ボソッ)

男は往々にして下ネタが好物なのです。

過言かどうかは、リスナーが判断を下してくれることでしょう。

終わりに

いや~楽しかった。今度はご飯食べに行こうかな。

言語学ラジオを知らない人はチェックして、
知ってる人はサポーターになって、
なってる人はお仕事頑張りましょう。
僕も宣教師として信者を増やします。(ファンの方、宣教師であの体位を思い浮かべましたね? わからない方は小説新潮6月号でわかるよ!)


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