見出し画像

「大豆の収穫と今後のこと」第9回GO-EN活動報告

2024年1月8日、菜園生活かぐれさんにて畑のお手伝いと前回収穫した津久井在来の大豆の回収を行いました。

落花生の収穫のはずが…

落花生の収穫からスタート。茄子の株間に落花生を植えられているということで、茄子の株間を掘るのですが…落花生が出てきません。場所を変えて数箇所掘っても同じ結果に。どうやら落花生は収穫済みだったようです(笑)

ビニールマルチを剥がす
ビニールマルチを小さく丸めていく

続いてビニールマルチを剥がす作業。ビニールが破れないように剥がしていきます。剥がしたビニールは、丁寧に小さく丸めていきます。丸めたビニールマルチは再利用するのでしょうか。芝田さんは片付けも丁寧ですね。

堆肥をすくって台車に乗せる
堆肥を畝に撒いてレーキで慣らす

最後に堆肥撒き。大豆が植っていた畝とまわりの畝に堆肥を撒きます。堆肥を一輪台車に乗せて畝に撒き、レーキを使って慣らします。この作業を繰り返しました。

津久井在来36キロ収穫!

作業が終わると昨年収穫した大豆の引き渡し準備ができたと芝田さんから声がかかりました。津久井在来の大豆が合計で36キロ収穫できました。芝田さんによると豊作とのこと。とても綺麗な大豆でした。手で触るとコロコロとしていて心地よい肌触りでした。

白く輝く津久井在来大豆

芝田さんのお父さんによると、これだけ収穫しても販売となると15,000円〜20,000円くらいにしかならないということでした。

仮に500グラムを500円で売ったとしても36,000円です。有機、無農薬栽培をアピールして価値を上げたとしても70,000円程。大豆をたくさん育てるには場所も必要だし、大豆まで置いておくと半年かかります。半年も畑が専有されると他の農作物を育てることができません。これでは採算が合わないと思いました。

昔の個人農家さんは、大豆を売ることをせず家で使う程度に栽培していたようですね。そんな話を聞くと、国産大豆を栽培し普及していくことは大変なことだと実感しました。

袋詰めされた津久井在来大豆

大豆は2キロくらいあると、お味噌にしたら5〜6キロと、一年間、十分食べられる量になります。まずは少量でも良いから自分たちで地大豆を栽培し、お味噌にして食べることからはじめたいと思いました。

この1年間通して大豆を育ててきました。今回で菜園生活かぐれさんの畑を卒業して、各々の畑で実践していこうということになりました。

菜園生活かぐれ芝田さんには、この2年間、大豆の栽培などでご面倒をお掛けしてしまったかもしれませんが、僕たちのためにいろいろと細かいところまでサポートしてくださいました。心より感謝申し上げます。

今後もお手伝いに行きますので、宜しくお願いします。

ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?