聖空(せいくう)

お寺の僧侶です。 お寺の子として生まれ、 18歳で出家。 大学および大学院で仏教…

聖空(せいくう)

お寺の僧侶です。 お寺の子として生まれ、 18歳で出家。 大学および大学院で仏教学を専攻。 卒業後、 系列の研究所に在籍。 出家してから10数年、 現在は、お寺の仕事をしつつ、 インド哲学・仏教学に関する研究論文を執筆しております。

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死の恐怖を取りのぞくことができる

【問題】 人間は必ず死にます。けれども、人は、「死にたくない」という感情があります。では、この「死」の苦しみをとりのぞくためには、どのような【 考え 】と【 行為 】をすればいいでしょうか❓ 【ヒント】 人々は、老いていけばいくほど、残りの人生のはかなさを痛感していきます。 そして「家族」と、いつまでも永遠に生きていきたいという世間一般の思いがあります。 また、中には老人でありながらも生涯現役で「仕事」を続けたいから、など、さまざまな理由で、永遠に生き続けたいと願う

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    • 死の恐怖を取りのぞく-死とは-

      仏教の開祖 今から約2500年前のインドのルンビニーという地域で、仏教の開祖であるお釈迦さまがご生誕され、80歳という生涯を終えました。 お釈迦さまは、小説などで紹介される抽象的な存在ではなく、我々と同じように肉体を持った人間でした。 当時の名前は、ゴータマ・シッダルタという名で、ひとつの国の王子として生まれ育てられました。 お釈迦さま(シッダルタ)は、幼少期から聡明で物静かな子であった、と仏典(仏教の歴史書)で記されており、王族の子として、なに不自由ない生活を送って

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