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解剖学、筋肉の当たり前

今回は
初めてのnoteなので
解剖学を元にした考え方を
いろいろと書きたいと思います。

当たり前な事
ばかりかもしれませんが、
お付き合い頂ければと思います!

必ず、
動作には
多くの筋肉が関与しています。

その筋肉の
機能について
それぞれの動作で働く
異なる筋肉のさまざまな役割を理解することで

解剖学を
日常の施術に
簡単に活かす事ができます。

主動作筋は
時に主動筋とも呼ばれますが

ようは
動作をする際の
主な力を提供する筋肉のことです。

拮抗筋は
主動作筋と反対の作用を持ち
特定の動作に対していくらかの抵抗をします。

主動作筋と拮抗筋は
多くは関節の反対側に対で存在していて

主動作筋/拮抗筋は
動作の方向が変わると
逆の動きをする役割を果たします。

協力筋は
多くの場合
ひとつの動作に関係します。

協力筋は
主動作筋の役割を
補助する筋肉ということです。

一つの動作を
とってみても
多数の協力筋が存在し
その動作が成り立っています。

安定筋は
必要に応じて
骨を固定する働きをします。

例えば
背中の筋肉は
姿勢を保つ時には
安定筋となります。

また
ある動作をする際に
一点を動かさないようにする事から
固定筋とも呼ばれたりしています。

ここまでは
ごくごく当たり前な
内容かと思います。

例えば
肩関節の屈曲動作で痛みがある場合

皆さんは
屈曲動作の関節部分や
主動作筋ばかりみていませんか?

主動作筋・拮抗筋・協力筋・安定筋
これらを念頭に考えて見てみるだけで

同じ
肩関節屈曲動作時の疼痛でも

協力筋に問題があり
疼痛が出現しているケースもあれば

拮抗筋の過緊張が
問題になっているケースも

さらには
安定筋が作用しないために
スムーズな屈曲動作にならず
問題が起きるケースなど多くの事が考えられる訳です。

全ての
痛みや問題が
筋肉によって
引き起こされているわけではありませんが
たかが筋肉だけみても様々なケースが考えられます!

皆さんは
どこまで考えて
治療・介入していますか?

考え方一つで
大きく変わってきてしまうので

その考える為のピースとして
解剖学を取り入れてみてはどうでしょう?

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