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1月26日 「勇気」ってなんだろう

『毎日読みたい365日の広告コピー』 
という本を読みました。

この本は、1ページごとに日付があって、
コピーライターが熟慮を重ねたキメ台詞が365日分
その日や季節にぴったりの言葉がひしめき合っています。

言葉の魅力をご紹介しながら
お話してみましょう!・・・・・・

今日のお題は、「勇気って上司より早く帰る時に使うものだっけ」

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【いしかわ子育て支援財団/石川県】カレンダー2010年
吉田一馬(電通西日本広島支社)

‥‥

それは勇気でしょうか?

それより、上司より早く帰ってはいけないという
暗黙のルールを変えない、もしくは、そんな空気を出しているような上司に変わる勇気を求めたくなりますね。


それでも、私の実感として、2019年4月から働き方改革が始まり、「はいかYesで答えろ」みたいな雰囲気は、以前よりは減ったのかな?と感じます。

そもそも勇気とは?

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ふつうの人が、恐怖、不安、躊躇、恥ずかしいなどと感じることを
恐れずに(自分の信念を貫き)向かっていく積極的強い心意気のこと。
勇ましい心のことを言うこと
(Wikipedia)

哲学者 プラトンの著書の中に、ソクラテスによる「勇気」についての考察を紹介しています。

勇気とは、「恐るべきものと恐るべかざるものとを識別することなり」

なるほど、これを調べてロー◯ンドさんの名言が頭に浮かんだのは私だけでしょうか?

ー「世の中には2種類の人間しかいない。 俺か、俺以外か」
哲学的つがりなだけだけではないだろうけど…。

勇気の種類

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■義勇:正義のためのゆうき
■知(智)勇:知恵と勇気を兼ね備えたゆうき
■沈勇:勇気があり、落ち着いている
■蛮勇:乱暴で、向こう見ずなゆうき
■武勇:武術にすぐれており、勇ましい

勇気の定義からわかったこと

勇気とは、恐怖、不安、躊躇、恥ずかしいなどと隣り合わせで、それを乗り越えて、もしくは一緒に抱えつつ歩むこと。

恐怖がどういった種類のものか
明確にしつつやっていくことが大事で
そうなると書き出していくことが大切ということです。

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たぶん、恐怖や不安、恥ずかしさなどネガティブを吹き飛ばすことはなくても抱っこしながら、北風と太陽ならば太陽みたいになって
進めればいいのだろうと思う。


ま、理想論と言われればそうだけど
理想も時には口にしないとね。

ということで

勇気とは、「恐怖を感じない」力のことではなく、
「恐怖と向き合いつつ、行動を起こす」力のこと。

というのでいかがでしょうか?


過去の、コピーライターの言葉


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