3月26日 君が行く道は、 僕が行かない道。僕が渡る川は、君が渡らない川
『毎日読みたい365日の広告コピー』 という本から
本日の広告コピーを紹介し、言葉の魅力をご紹介しながら
お話してみます。
お題「君が行く道は、 僕が行かない道。僕が渡る川は、君が渡らない川」
君が行く道は、 僕が行かない道。僕が渡る川は、君が渡らない川
あした、友達と違う道。
春は希望。
春は不安。
見る花が違う。
拾う石が違う。
寂しいけれど、悲しくはない。
歩こう。
ノラ猫1匹、友にして。
不安がるより、面白がりたい。
人はみんな、違う道しか歩けない。
どっちの道が正しいかなんて、ことじゃなく。
どっちの道が得かなんて、ことじゃなく。
どっちの道が、どれほど大変で、どんなに楽しいか。
ただそれだけの今。
【earth music&ecology/ストライプインターナショナル】
カタログ・ポスター・新聞 2014年
児島令子
アパレルの広告です。
誰ひとり、同じ環境でも
同じ人生を歩みことはないからそうよね。
と思いつつ
あれ?この文章、なんだか一瞬悲しくない?
そう思って原因究明すると
「人はみんな、違う道しか歩けない。」
「〜しか」という一文が悲しさをかもしだしていました。
お節介ながら試しに「を」に変えて比較すると
「人はみんな、違う道しか歩けない。」
「人はみんな、違う道を歩く。」
一見、誤差範囲ですが、
「を」に変えると、前向きなイメージに変わりました。
たぶん、「を」でもよかったのでしょうが
あえて、「〜しか」にされた意図はなんだろう?
いや、もしかすると注目スべきはそこではないということかな?
ー今日は降参。
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