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弱った時に現れた救世主とは?

今まで経験したことのないくらい大きな強敵だと知りながら、
セェーリーはニューヨーヨーに向かいます。

『大丈夫、私は出来る! 
    んんん!私にしか出来ない!私が守る!』

自分にそう言い聞かせながら、
大暴れしているライゴンに向かって行きました。

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力の限り戦い続けたセェーリーでしたが、
彼女にはもう、力が残っていませんでした。

『やっぱり私には無理だった。。。ごめんなさい。
   このままニューヨーヨーの街と共に私ともサヨナラしよう。。。』

彼女の脳裏には、自分を応援してくれた人々の顔が
次々と浮かび上がります。
彼女が大好きだった小さな子どもたちに、
もう勇気を与えることが出来ないと感じると、
セェーリーの目には涙が溢れてきました。

そんな時。。。

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