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DAY 18 子どもと一緒にNZ 2024

(2024年の一年間、高校生の娘と小学生の息子、そして母である私の3人で「ニュージーランド暮らし」を決行します。このチャレンジの準備から現地での暮らし、帰国までの事実、そして気持ちをココに記録しておこうと思います。)

息子、学校をサボる

実は昨日、私が学校を出た後、校長先生からメールが届きました。
まだまだ慣れない息子にヘルプの先生を一人つけてくれたらしい。
私の観察後につたない英語でも、息子の気持ちを代弁しておいて良かった。

もちろん、クラスメイトのお友達も一生懸命いろいろ手伝ってくれている。

Kennyはしっかり先生の話を聞き取れているね。
ヘルプの先生がゆっくりKennyに分かるように指示を説明するようにしたよ。

などなど。しっかりフォローしてくれていることを報告してくれました。
本当に良い先生で良い環境に感動!

でも、だからと言って、息子の気持ちがすぐに変わるわけではありません。


朝、学校の駐車場に着くと、
「行けない」と泣き出しました。

こんな姿は見たくない。

NZ生活を楽しんでもらうために、息子をココに連れてきました。
楽しめないなら、楽しめるまでゆっくり待とう。

プッシュしないことにしました。


先生には「早速ヘルプをつけてくれたのに申し訳ないけど(日本人だなぁと思う)、ちょっと頑張りすぎて疲れちゃったので、一日休ませます」と連絡。

だ・け・ど

実はこの日の夕方、学校の広ーーいお庭でMeet the Theachersという、ピクニックイベントがあるのです。

息子「それには参加したい!」

ということでシリアスに考え込まなくて良かった。この子は大丈夫だ。

ガスなし生活


ガス会社に電話をしてみました。
意外と聞き取れたけど、やっぱり2日から6日かかると。有料で速達サービス(?)があるけど使うかと聞かれましたが、結局それもそれほど速達ではないらしい。
もう待つしかない。

顔面蒼白で逃げるに逃げられず、巨大な岩を背負うように登校した娘には言えない。
学校をサボった息子がニコニコご機嫌でわたしとランチをしているなんて・・・・

ランチは先日買っておいたインスタントラーメン。
お鍋でお湯が沸かせないけれど、インストラクションを見たら、
電子レンジと書いてある!

ボールに麺とお湯を入れて・・・作れるんだ!

ケトルを昨日手に入れたのです。それでお湯を沸かせることに気づきました。電気のありがたさよ・・・

大きなプレート、小さなプレートは買ってきたけれど、麺を入れるボールというかお皿がない。

麺を割ってマグカップに入れれば、との夫からの提案で、ようやく食べられた!
具なしだけど。

小学校でピクニック

新年度、先生たちの紹介という名目のピクニックへ。
(校長先生が、「ピクニックシートとディナー持ってきてね!」と言っていた)

夕方5時はまだまだ日も高く、日差しも暑い。
だけど、見渡す限りの綺麗な芝生の上にピクニックシートを敷いて、音楽とホットドックの香りに包まれ良い気分!
(ホットドックはPTAの方々が作ってくれていました)

ああ、ワインが飲みたい!!

今日、初めて学校へ登校出来なかった、息子のあの泣き顔はどこへ行った?
クラスメイトに誘われ、みんな裸足でサッカー、木登り、大汗かいて遊んでいました。

こんなに大きな木に初めて登った息子。

「みんなは簡単に登るのに、なかなか登れない!」

とわたしの手を借りてようやく登れました。お菓子の食べ過ぎで出てきたお腹を、ちょっとは気にするようになるといいな。

スーパーでお寿司を買ってきたので、それを頬張る娘とわたし。
居心地良すぎてすっかり忘れていたけど、クラスルームも見学できるのでした。(昨日散々いたけれど)

終わりがけに慌てて行ってみると、先生たちもリラックス。
どうしてNZに来たのか、どうしてこの学校を選んだのか、息子の性格や日本での様子。たくさん話すことができました。
(一対一ならなんとか会話ができる!)

こんな良い機会があったけれど、近いうちにきちんとした?懇談の時間があるらしい。

学校からの連絡は専用アプリ経由。
懇談のリクエストも専用サイトからオンラインで予約も変更も完結。

全てオンラインなのです。
登録の時に学校名を選べたので、ニュージーランド全体が同じシステムを使っているのかな?と思いましたが、どうだろう。
こんなに牛がたくさん、緑豊かな郊外の小さな小学校なのに、システムが最新で本当に便利です。

思い出したけど、そういえば息子の日本の小学校もアプリ導入していたな・・・・
帰ったら使いこなせるだろうか。

シャワーを借りる

シャワーを浴びられないので、引越し前12日間お世話になったB&Bのコリーンにヘルプのメッセージをしてみたところ、「いいよ、おいで!」とのこと。

日本だったらこんな図々しいこと聞けないな・・・。やはり気持ちが大きくなっていると同時に、まだまだわたしには子どもたちのために新生活を立ち上げる!という魔法がかかっている模様。

たった数日前なのに、久しぶりな気がします。
なんと、私たちが滞在中に使っていた共有のシャワーでなく、一番豪華なお部屋のシャワーを使わせてくれました。(しかも、「払います!」といったのに、無料で!)

すっきりさっぱり。
お湯のありがたさが身に沁みました。

アニマルたちに餌をやり、B&Bファミリーとおしゃべり。
夕暮れと一緒に写真を撮ろうと思ったのに、話し込んでしまい、すっかり陽が落ちたあと。

こうして人と触れ合うたびに、少しずつ居心地の良い環境を組み立てているんだな。

ついこないだこの道を走った時は嵐の中、家に荷物を運んでいたときだった。
あれからまだ6日しか経っていないのに、大昔に感じる・・・

陽の暮れた道だけど、すでに「我が家」へと帰る道は愛着が湧いて慣れてきた感じがします。

さて、ガス復活まで後何日だろう。
新生活に苦戦する娘の精神状態が心配だな。。。

なんとか美味しい食べ物で乗り越えてもらおう。

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