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大人のやり直し英語勉強法③ リスニング対策編

リスニング力を高めるトレーニングに真剣に取り組んだことで、英検1級に合格でき、
TOEICでもリスニングパートは満点を取れるようになった私。

しかし、もともとはリスニングが苦手でした。というのも、
読み返しができるリーディング問題と違い、
リスニングのチャンスは一度きり。

え?今何て言ってたっけ?と
考えているうちに、
次の問題文も聞き逃してしまう。
そんな経験をしたことがある方は、
少なくないのではないでしょうか。

私も英文の聞き逃しが続いてしまい、
プチパニックになって、
それ以降の問題が、聞き取れなくなったり、

長い会話文を聞いている途中で、
全く集中ができなくなって、
聞き取ることを諦めたという経験がありました。

そんな私がどうやって、
それらの問題を克服し、
英検やTOEICで結果を出してきたのか、

今日はそのトレーニングの詳細を
お届けします。

実は、リスニング力を伸ばそうと、
ただやみくもに、大量の英語を聞いたり、

「シャドーイングがいいらしい」という
噂を聞いて、
いきなりシャドーイングをはじめたところで、
リスニング力は、なかなか伸びません。

まず、はじめに必要なのは、
私たちが「なぜ、聞き取れないのか」を理解すること。

そして、それらに適切に対応することです。

ここではまず先に、
私たちが聞き取れない原因を4つご説明し、
その後、それらを克服するための勉強法をお伝えしたいと思います。

私たちは「なぜ、聞き取れないのか」


・聞き取れない理由 ①語彙力不足

私がリスニング対策の研修を担当するときに、よく「読み上げる」英文はこちらです。

・ Please show me your itinerary.

この英文は "Please show me your” までは、 音で聞いても、すぐに理解できるシンプルなものですが、最後の"itinerary”という単語の意味がわからないと、英文の意味が理解できません。

「知らない単語」は、「何回聞いても」「ゆっくり言ってもらっても」理解できないのです。

リスニング問題で
スコアが伸び悩んでいる方の中には、
「英語が速くて聞き取れない」と思っている方も多いですが、

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