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【占い師になるには】占い鑑定師になった話-2


自分が辿ってきた道を思い出しながら、
勉強の仕方、なにげに集まった・集めた情報等、
これから始めようとしている方の参考になればと思い記録しています。


【縁と機会を増やす】


◆成果の残し方

毎晩、明日の自分を占ううちに不思議な体験を沢山しました。
「これ、、もしかして当たってる?」

検証をするためには解説本頼りに読み取ったことや
感じたことを細かくメモを取っておきます。

カードの絵柄の気になったモチーフなどがあればそのことも。

一日の終わりに見返して何があったか
カードの解釈と比べてどうだったかもメモに追記していくと
カードの意味と現実に起こることのリンクがニュアンスとして分かってきます。 

そしてカードからのメッセージが明瞭になっていく頃、
色々なことをカードに聞きたくなってしまい
親しい友人にその話をしました。

『練習相手になるよ』と言ってくれたその友人に
モニター第一号になってもらいました。
初めての練習なのでもちろん無償です。


友人の練習の時もメモを忘れずに取りました。

そのメモを後日まとめて友人にもレポートとして渡しました。


練習相手になってくれそうな友人たちに少しずつ
占い練習中であることを話していきました。
 
占いに懐疑的、占いを嫌いそうな人、
宗教上のNGも含めて、
誰と誰に知られて大丈夫なのかはよく考えたほうが無難です。

敬虔なクリスチャンの方は占いは禁忌です。
下手すると友人を失います。
 
『練習台やりますよ』『やってほしい』という人がいたら
早めにその機会を作って実践しました。

そうこうしているうちに、
最初の頃にモニターした友人から結果報告がきました。

『当たってた!主人もやってほしいと言ってるので遊びにきて』
『友達もやってほしいって』等々
ここで初めて口コミというものを体験し、
実践の機会が増えていきました。

渡した占い鑑定結果のテキストが威力を発揮したことを感じます。


友人は、ふと出てきた私からのメモを読み返し、
いろいろと当たっていたことに気づいて驚いたそうです。
モニターさんから結果を教えてもらえると
自分でも検証しやすくなります。


実は占う方も占われる方も、
そのとき何を話したか、聞いたか、細かい事は案外忘れてしまうものです。
記憶があるうちにメモをとってわかりやすいようにまとめて
占者のためにも占われる方のためにも
そのときの結果を残しておくといいです。

もちろんハズレの可能性もあり、テキストで残すリスクもあると思いますが
当たった時のインパクトは大きく、とても喜んでもらえますし
それが所謂「成果」に結びつき次に繋がっていきます。


◆勉強・練習する場所

ますますハマっていくと、
会社の帰りにもどこかで勉強や練習がしたくなりました。

また、自信がついてくると、知らない方の対面鑑定をしたくなります。

とはいっても、知らない方を自宅に招くわけにも、
先方の家に行くわけにもいかないので、
タロット占いや勉強ができる場所をネットで探してみました。

普通のカフェでは隣の人が気になりますし、
タロットをクロスを敷いてカードをグルグルしてたりすると
随分目立ってしまいそうです。

どんな場所ならできるだろうか?

探しているうちに、ノマドワーカー用のカフェやシェアオフィスがあることを知りました。

料金や契約形態も様々です。

ある程度、他者の目があるところなら密室にならず、
自分も相手の方も安心でもありますし、
施設の利用者向けに宣伝もできるかも?と思いました。

そうして、会社帰りに利用でき、
占い師見習いである自分を知っている人を増やすこともできる場所として、
打ち合わせスペースのあるコワーキングスペースを探し見つけました。

その場所は、会社から歩いて15分以内、
22時まで営業している、
打ち合わせテーブル同士の間のスペースが広い(当時は)
こじんまりした貸し会議室もある、
何よりインテリアがちょっとナチュラル可愛くて堅苦しくない。
会費も高くはない素敵なコワーキングスペースでした。


18時からの夜間利用の会員になり、夜な夜な一人で練習したり
タロットの本を読んだりする場所となりました。

オーナー様ご夫妻が珍しがって(?
デモンストレーションをさせていただいたので
ときどき練習相手もお願いしました。

このオーナー様ご夫妻が後々
私に沢山のご縁と機会を与えてくださいました。


◆名刺をつくる

コワーキングスペース探しと同じ頃、
占い活動のための名刺を作りました。

ご縁や機会を創出するのに重要なアイテムは名刺です。
せっかくどこかで知り合っても
名前やURLや連絡先がわからなくては申し込みができません。

フライヤー(チラシ)を作って配っている方もいますが
案外邪魔にされ行方不明になりがちです。
ところが名刺というのは社会人ならば名刺入れやフォルダーなど
ストック場所が決まっているので保存してくれる可能性は高いです。


タロットの先生が「開運名刺」というメニューで
オーダーメイドの名刺を製作していらして
そのメソッドをウェブ上で公開していたので
『これ公開しちゃっていいのですか?』と聞いたら
『いいのいいの!師匠の松村先生が公開してみんなで幸せになろう!というものだからあなたも自由に使って!』とのこと。

デザインをずっと生業にしてきたので名刺デザインも受注できるなと思い、
そのためにはまず自分の名刺で開運具合を実験しないと、
と思ったのでした。

そしてそれならば占い師名を考えよう、となりました。

色々考えた中で一つ選び、
念のため、母に画数などを見てもらおうとメールで送ったところ
キョーレツなダメ出しがきました。

それから考えては送り、考えては送り、
名前が決まったのは一ヶ月後でした。

画数の関係で名前に入れられなかった要素は
モチーフとしてマークにデザインしたり、
とにかく名刺のデザインがやっと出来上がりました。

メソッドに従って、
「占い師になる」という願いが叶うようなデザインにしました。

いつしか、占い師になることが目標となっていました。


名刺が出来上がると配りたくなります。
異業種交流会やお茶会や、
知らない人たちとの交流の場へせっせと出かけるようになりました。


そうして2ヶ月後、初めてイベントに出演するお話をいただいたのでした。

これが初めてお代をいただいてのデビューの機会となりました。

(次回につづきます)


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