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必要なものが必要な時に最適なタイミングで現れる現象について


久しぶりのママ友ランチを前に、とある書籍の写真がLINEへ届いた。読んでみる?と問われて読んでみる!と返した。

ランチとおしゃべりを楽しんで、渡された書籍を持ち帰り、床に就いてから読み始めた。はっ!と気づいたら23時をまわっていた。そのまま読了したい気持ちを抑えて、翌日の仕事の為に就寝。翌日の隙間時間で読了した。

内容は、スティーブ・ジョブズを支えたと言われている僧侶について、彼に関わったさまざまな方々から、その人物像を聞き取った形で掘り下げるというものだった。

禅とかヒッピーとかちょっと懐かしいような言葉が並ぶ。

実母がエホバの証人にハマった挙句、10歳の私と7歳の弟を遺して逝ってしまってから、子供時代はただただ生き延びることだけで精一杯だったけど、思春期を迎えて生き辛さを持て余し、人を頼る術もなく、書籍に救いを求めていた頃の記憶がよみがえる。

その当時読み込んだ宗教指導者の言葉に、つい最近Twitterで出会っていた。

与えられた生を、いかに生きるか?
またあらためて問い直してみようと思った。

過去に生きた誰かの命が、その生き様が、時空を超えて今の私に届く。

その人に魅せられた人々の言葉を通じて。

辛い時間を、楽しい時間を、共にした友の手を介して。

ジョブズが遺したiPhoneでのやりとりを経て。

やがて還暦を迎えるこのタイミングで。

なんて素敵な奇跡だろう。
全てに感謝して、残された命をさらに燃やしていこうと思う。

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