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演奏会に足を運んでいただくという事

全身全霊で取り組んできた3人の年子達の子育ての終わりを見据えて、試行錯誤してたどり着いたのが、学生時代以来の吹奏楽でした。

それから10年余り、己の諸々の拙さに打ちのめされながらも、音楽を演奏する喜びが、私自身を支えてきました。

恩師の「誰か聴いてくれる人が居て初めて音楽は音楽として成り立つ」という言葉を胸に、演奏会の度に、これまでご縁のあった方々に演奏会のお知らせとお誘いを重ねてきました。

もちろんお返事すらいただけない方々もたくさんいらっしゃいましたし、その場合には次のお知らせはご遠慮しつつ、少なくともお返事をいただけた方々には、重ねてのお知らせを続けつつ、近況のお知らせなどの交流が重なって、最大で90名弱のお招きが可能になった演奏会もありました。

一昨年は、ことごとく演奏会が出来なかったという事もあり、昨年の演奏会には50名近いお招きをする事ができました。出歩くのを控えていらっしゃる方々もたくさんいらっしゃいますけど、なんらかの癒しのきっかけを求めていらっしゃる方々も存在していたからこそだと思っています。

足を運んでいただいた方々には、励ましをいただいたとの連絡をいただき、ありがたくご縁を繋いでおります。

誰かが頑張っている姿は、それを見た人に励ましを伝える事ができると信じて、これからも、お招きを続けていきたいと思っております。

ダメ元からの起死回生のホームランがあり得ると信じて!

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