自毛植毛 体験レポート(※2024年8月更新)
2023年4月に生え際の自毛植毛をしました。
このnoteでは手術の流れや植毛後の経過などを無料でまとめていきます。
経過は定期的に加筆していく予定です!もしお役に立てたらスキを押していただけたら嬉しいです。
目次は下記の通りです。
クリニック名や費用など
クリニック:親和クリニック 新宿院
症例も多く、費用もリーズナブルだったためここを選びました。
執刀医:八島正文 医師
親和クリニックでは音田総院長以外のドクターを指名できないため、執刀医が誰になるかは運任せになります。八島先生は物腰が柔らかくこちらの疑問点にも丁寧に答えてくださる先生でした。
費用:税込112万円(MIRAI法1300グラフト。ヘアシート代込)
内訳は下記の通りです。クレジット決済にも対応しています。
・自毛移植費1300グラフト:128.7万円(税込)
・基本治療費:22万円(税込)
・モニター割引30%:▲45.2万円
・ヘアシート代:6.6万円(税込)
・血液検査代:1万円(税込)
上記のうち20万円は予約金としてオペ予約時に支払うことになります。
オペまでの流れ〜術後の経過
ここからは実際の写真と共に、体験談や経過をお見せしていきます。まだ術後間もないため、定期的に加筆していきます。
カウンセリング
カウンセラーから植毛の仕組みや手術の流れなどについて説明を受けました。また、自分の毛髪の様子を見てもらいながら必要なグラフト数(概算)を算出してもらいます。僕の場合は生え際のM字を小さくするデザインをお願いし、およそ1300株必要だろうとのことでした。
株数については、オペ当日に執刀医の先生にあらためてデザインの相談をするため、当日のお願い次第では移植する株数(=金額)が変わることもあるそうです。
僕はカウンセリング当日にオペを受けることを決めまして、予約金20万円の支払いもしました。
オペ当日
朝8:30にクリニックへ。手術着に着替えます。その後、ドクターと最終のカウンセリングです。おでこにペンで印をつけてもらいながら、どこまで植毛するかを最終決定します。カウンセリング時と変わらず1300株移植してもらうことになりました。
その後、手術室へ移動し点滴を刺してもらいます。手術室にはうっすらとBGMがかかっています。リクエストすればジブリ等の自分好みの曲をかけてくれるそうです。
その後二人がかりで後頭部をバリカンで刈り上げてもらいます。後頭部の様子はこちら。オペ当日は包帯があって撮影できなかったので、オペ翌日の晩に自宅で撮影したものです。いやぁ・・・結構衝撃的な見た目ですね・・・。
刈り上げた後、うつ伏せになって後頭部に麻酔を入れてもらいます。
ここから約2.5時間、うつ伏せになった状態で後頭部からグラフトを採取していきます。スマホはいじれません。グラフトの採取は執刀医が担当します。睡眠導入剤の注射も入れてもらっていたのですがガッツリ寝ることはできず、ウトウトしながら手持ち無沙汰な時間を過ごしました。100株ごとにスタッフが採取したグラフト数を「いま400です」「いま900です」とカウントしてくれるので、いつ作業が終わるのか分かりやすかったです。
10分ほどの休憩を挟んだのち、次は植毛先の穴あけとグラフトの移植です。こちらも合計約2.5時間かかりました。執刀医が生え際に移植用の穴をあけた後、別のスタッフが2人掛かりでグラフトを移植していきます。株の採取と違って今何株植え終わったのかアナウンスされないため、一体いつになったら終わるんだろうと暇な時間を過ごしていました。
移植が終わると頭全体を包帯で巻いてくれます。その後、軽食としてサンドイッチがいただけます。手術着から着替えた後、クスリと黒のニット帽をもらって帰宅です。ニット帽があるのでそこまで人の目を気にせずに帰宅できました。
この日は包帯があるため頭は洗えません。首から下のシャワーはOKです。
オペ翌日
朝10時にクリニックへ。包帯を取ってから専門の美容師の方がシャンプーをしてくれます。その後、美容師の方が刈り上げた後頭部に合わせてヘアシートの取り付け作業をしてくれます。接着剤でボタン6つを自毛に固定し、そのボタンにシートを取り付けることで刈り上げ部分を隠します。
ヘアシートが自然に馴染んでくれるおかげで、至近距離で見ても刈り上げたことが分からないようになりました。
オペ翌日のビフォーアフターはこちらです。まだ皮膚の赤みが強く、痛々しい見た目になっています。
DT 4日目
オペ翌日の頃と比べて赤みがだいぶ落ち着いてきました。
おでこを動かすような表情をすると若干生え際が痛みます。
DT12日目
赤みがさらに落ち着き、生え際の毛がさらに伸びてきました。ただし、この生え際の毛は1か月後には抜け始め、2~3か月後までには全て抜け切る(=オペ前の状態まで戻る)そうです。これは植毛した人全員に当てはまる現象で、3~4か月後にようやく自毛が生えてくるとのこと。
後頭部の毛も伸びてきて、徐々に刈り上げ部分が目立たなくなってきました。
DT22日目
クリニックから事前に言われていた通り、徐々に植毛した毛が抜けてきました。この現象はDT2~3か月まで続き、植毛した毛が全て抜けるそうです。毛は抜けますが毛根自体は定着しているので、DT3~4か月目に再び毛が生えてくるとのこと。その日を楽しみに待とうと思います!
後頭部の毛もさらに伸びてきました。
DT29日目(ヘアシートが不要に!)
後頭部の髪が伸びてきたので、ヘアシート無しでも外出できるようになりました。ただ、私は元々髪が長かったのでうまく隠せていますが、短髪だった人は難しいかもしれません。
DT35日目(植毛部分がさらに抜けていく)
先述した通り、毛が抜ける現象が続いています。一番濃かった12日目の頃と比べると差は歴然ですね。全部抜け切るまでにはまだまだかかりそうです。
DT2か月(植毛した髪が抜け切り、新しい髪が生えてくる)
植毛した髪がほぼ全て抜け切り、新しい髪がまばらに生えてきました。ピンとした強い髪は数本だけで、あとは細くて弱い髪が生えてきています。
生え際のアップの写真の赤い丸で囲んだ部分が新しく生えてきた髪です(写真には写ってないですが細い髪が他にも生えてきています)。
まだかなりスカスカなので、他の毛根からも生えてくるのを楽しみに待ちたいと思います。
DT3か月(髪が伸び、密度が高くなってくる)
DT2か月の頃と比べて毛が成長してきました。
下の2枚の写真はアップの写真の比較です。
上がDT2か月。
下がDT3か月です。
毛量が増えてきたことがよくわかります。
DT4か月(密度がさらに高く)
3か月の頃と比べてさらに発毛が進み、1本1本が太くなってきました。3か月の頃と比較した写真も載せています。
DT5か月(密度がさらにUP)
月を追うごとに密度が上がってきています。ビフォーと比べると違いが一目瞭然ですね。
下の画像はDT3~5か月の比較です。徐々に密度が高まっていく様子が分かります。
DT7か月(髪の毛にコシが!)
植毛した部分の根本が太くコシのある毛になってきました!DT初期独特の縮れ感もなくなり、ピンとした毛が生えてきています。
植毛部分の髪の毛の状態を図示すると下記のようになります。
先端部分はDT3~4か月の頃のものなので弱々しく、かなり縮れています。
一方で根元の部分は最近のものなのでコシがありピンとした毛になっています。
髪が長くなるにつれて先端の縮れ部分がスタイリングのときに悪目立ちするようになってしまったので、上記のDT7か月の写真を撮影後、縮れ部分を自分でハサミで切り取りました。
DT13か月(中央はほぼ全てピンとした髪。サイドは4割程度がクセ毛)
植毛から1年以上経過しました。DT13か月の様子は下記の通りです。
DT7か月の頃と比較して(写真だと分かりづらいですが)密度も少し濃くなりました。髪の毛のクセも改善され、中央部分はほぼ全てピンとした毛が生えてくるようになりました。
ただし、両サイド(元々M字で剃りこみのようになってた部分)はまだクセ毛が生えてきており、体感的にはサイドの内4割くらいがクセ毛な印象です。
実際にクセ毛の写真を撮ってみました。下記の写真をご覧ください。下記のように、太さはあるものの、波打ったような髪の毛が生えてきています。スタイリングするときにこのクセ毛が悪目立ちすることがあるので、ヘアアイロンで真っ直ぐにするなどの工夫をしています。
DT16か月
13か月の頃と比べてさらに密度が濃くなってきました。毛もさらに太くなった気がします。
ただし両サイドの中心にクセ毛は未だに2~3割ほど残っているので、朝のヘアセットの時はヘアアイロンでクセを取るようにしています。
これまでのダウンタイムの経過を1枚にまとめてみました。時間が経過するにつれて密度が上がってきて嬉しいです!
noteはいったん以上となります!今後も定期的に加筆していきます。
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