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ホームホスピスへ緑を届けたい

2020年12月に私は父を看取りました。
ホームホスピス「ふさの家」という枚方の住宅街にある施設でした。

晩年の父は、徐々に体力が落ち、言葉も少なくなり、自分で体を起こすこともできなくなりました。
発熱があり、滞在していたリハビリ施設から病院への転院そして入院。
もう残された時間は少ないことを家族皆が感じていたなかでの入院。
そして面会謝絶。

本人は声を出すことも、感情も出すこともありませんでしたが、植木の手入れ、野菜作り、花の栽培が大好きだった父が、土の匂いも、太陽の移ろいも感じることのできない病室で最後を迎えるのが、家族としてどうしても耐えられませんでした。

そんななかHPでたまたま見つけた「ふさの家」
最後を家族と過ごすこと
最後の時間を大切に、充実させること
最後まで本人が家族が心を寄せあえること
そんな思いそのままのオーナー東田さんにすぐ連絡しました。

父の状況、コロナの状況、あらゆる困難な状況で、オーナーの東田さんの受け入れ快諾。そして父の退院。
久しぶりに温かい肌に触れあう家族の時間。
施設職員の心からの配慮。
毎日のように父の部屋には家族が溜り、騒がしく過ごす。
最後の日、最後の時の1時間前、父は笑いました。
びっくりするほどの「ニンマリした」顔でした。

そんな素晴らしい時間を過ごしたふさの家に、庭ができつつあります。
100%入所される本人と家族のための庭です。

その庭の整備と土地の取得に多大な資金が必要となりましたが、オーナーの個人の資金では少し足りない状況となりました。

これから先、多くの家族が最後の時間を心行くまで過ごすための施設とその庭という空間にある「植物」の整備に、クラウドファウンディングを活用してみては?と提案しました。

準備が整い、今日からクラウドファウンディング告知開始しました。

「最後のときを、こんな施設で迎えたい」
「こんな施設が、日本に広がればいい」
そんな思いも含めて、このチャレンジをシェアいたします。

ひとりでも多くの方へこの想いが届きますよう願っています。
よろしくお願いします。

#READYFOR #クラウドファンディング

よろしければサポートお願いします。サポートいただいた費用は夢の実現へ活用させていただきます。私の夢は「メンタルヘルスアシュラムの建設」です。