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#1 生活保護受給までの足取り

こんにちは。
昨日は気温も一層下がり、都内では珍しくかなり大粒の雪が降り続けていましたね。一晩明けた今日も道路上には雪が残っている様子が見受けられました。皆様ころんでお怪我などなさいませんようくれぐれもお気を付けください。わたしは先ほど臀部を強打しました。もうお嫁にいけませんわね。

さて、先日は”はじめの一歩”と題して簡単な自己紹介とNoteの方向性についてお話しさせていただきました。まだの方はお手すきの際にでもお読みいただけますと幸いです。
(乱文に20を超えるいいねがついていてびっくりしています。丁寧に書き上げねば…)

記事らしい記事は今回が初となるのですが、何について書くべきかとさんざん悩んだあげく今回のテーマとして選んだのは”生活保護受給までの足取り”
です。自身の実体験を元にお届けします。時系列的に『生活保護を受給しよう』と思った経緯などは記載しておりません。今後の記事にご期待ください。
※以下、Kの主観による発言等も含まれますのでご留意ください


申請(一度目)

2023/11 某日
埼玉県内のとある福祉事務所へと赴き、「生活保護の申請をしに来ました」と職員さんにお伝えしました。この時全所持金は4万円ほどで祖母の家に居候をしている状態です。
持って行ったものは以下の4点です。

・マイナンバーカード(身分証明書)
・印鑑
・通帳(スマホのアプリタイプの物もある)
・東京つくろいファンドさんの扶養照会に関する申請書

カウンターの席に案内され待機していると、男性の職員の方がいらっしゃいました。ここではAさんとします。
パッと見60代くらいで、いかにも公務員さんといった風体(個人の感想です)の方です。正直な話、このぐらいの年代の男性は基本的に話が通じない
というイメージがあったので若干身構えました。

おたがい挨拶もそこそこに本題へと入りました。
私は今一度「生活保護の申請に来ました」とお伝えし、指定の用紙があればそちらを記入するのでいただけないかと申し出ました。
それに対してAさんの回答は

A「申請はできますけど先にお話し伺ってよろしいですか?」

何を言ってるんだお前は。いいから用紙をよこせ。

なんて言えるわけもなく、促されるままにここまでの簡単な経歴や現在の居住状況、所持金等々、おおよそ必要になりそうな情報は洗いざらい喋りました。また、素人知識ながら扶養照会に関しては拒否を申し出ることができると知っていることも併せて伝えたと思います。

申請に来たと伝えて用紙をいただきたいと主張しているのに謎のおしゃべりタイムが発生してしまいました。今思えばこれ思いっきり水際作戦ですね。

ここまでの雰囲気でもうお察しの方もいらっしゃる事かと思いますが、私はこの日申請用紙を記入することは叶いませんでした。この後の流れは以下の通りです。

1・祖母宅に居候だと保護費受給できないから無料定額宿泊所に入所してもらう
2・入所後は就労指導を受けてもらい、就職先が決まったらアパート等を契約してもらう。その後退所。
3・無料定額宿泊所に入りたくないなら自分でアパートを契約して入居日等が分かる書類を持参したうえで今一度申請に来い。

正直な話、宿泊所等の施設に入るという選択肢は私には1%も存在しなかったので必然的に3番の案にすることになり、その日はそのまま祖母宅へととんぼ返りしました。水際作戦が大成功してしまったというわけです。

冷静になる

帰宅し、先刻福祉事務所で伝えられた内容を脳内で反芻して今後のプランを練る私。

アパート契約して…入居に関する書類もって市役所…アパート契約して…アパート…

いや、アパート契約できるか?(所持金40000円)

当然できるはずもないんですよね。
そもそもの話、生活保護の申請は所持金が一定額以下でないとできないですし、私もそれを知っていたから4万円になるまで貯金を食いつぶして意を決して申請に向かったわけで。
初期費用とかそういったものが払えるような経済状況じゃないんです。

卵が先か鶏が先か、みたいな話になってしまいますが

生活に困窮している

生活保護の申請に行く

安定した居宅(アパート等)を構えてから出直せと言われる

契約するお金ない(´Д`)

以下ループ…

こうなります。
残念ながら、これが違法行為なのかグレーなだけなのかは素人である私には判断しかねますが、本来想定されている正しい対応ではないということくらいはいくら私でもわかります。

ふつふつと怒りがわいてきましたが、こんなことで立ち止まっている場合ではありません。次の手を考えなければ所持金は減っていく一方なのです。

中間結果

と、長くなってしまったので本記事はここまでとします。
どうしても文章を短くまとめるのが下手なのでだらだらと書き連ねてしまいますね。申し訳ない限りです。

次回はKの打った次の1手からお話しさせていただければと思います。
ここまでで何か疑問などがあればコメント欄で。
では、また。


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