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排水溝の臭い対策で普段から私が行っていること

排水溝の臭いには酸っぱい臭いや下水の臭いなど様々なものがあります。
私の家でも洗濯機の排水溝から下水臭がしたり、お風呂には酸っぱい臭いがこもっていたりしていた時期がありました。
しかし現在は、すっかり臭いが気にならなくなりました。
私がやったのは普段からできる7つの臭い対策です。
今回は排水溝の臭いの7つの対策方法を1つ1つ紹介します。

参考文献
排水溝の臭いの元を断つ!効果的な掃除をするために原因を追求

排水溝の臭いの主な原因は?

排水溝の臭いの主な原因はぬめりや雑菌です。
掃除が行き届いていなかったり、掃除をしにくい排水管などに汚れが蓄積することで雑菌が繁殖し、臭いが発生します。
排水溝の臭いの対策方法は様々なものがありますが、中には準備が大掛かりで実践するのが億劫になってしまうものもあります。
そこでここからは、私が普段からやっている排水溝の臭い対策を紹介していきます。

普段からやっている排水溝の臭い対策

排水溝の掃除はできれば毎日したいところですが、仕事や他の家事で手一杯だとなかなか毎日できるものではありません。
そこで、できるだけ手軽に臭いがしない綺麗な状態を保つために7つの臭い対策を実践しています。

◆【水回り共通】中性洗剤を使ったこまめな掃除

中性洗剤は軽い汚れに使用できる万能洗剤です。
酸性やアルカリ性の洗剤と比べて肌や素材に優しいことからも分かる通り、洗浄力はそこまで強くありません。
洗浄力はそこまで強くないのでトイレの尿石や頑固な黄ばみには効果が期待できませんが、ちょっとしたぬめりや黒ずみであれば綺麗に落とすことができます。
また、肌や素材に優しいため、私はメインの洗剤として使用しています。
まずは中性洗剤で掃除をしてみて、汚れが落ちなかったら酸性やアルカリ性の強い洗剤を使うという感じです。
よくあるお風呂やトイレの泡で出てくるスプレータイプ洗剤は中性洗剤であることが多いですが、使用する際は性質や正しい使用方法、使用できない場所をよく確認してから利用しましょう。

◆【トイレ以外】重曹とクエン酸を反応させ、汚れを落とす

テレビで重曹とクエン酸を一緒に使用する方法を見てから何度も重曹とクエン酸を使って臭い対策をしています。
重曹とクエン酸を反応させる方法は結構簡単で、しっかりと汚れが浮く感じがあります。
重曹とクエン酸で排水溝の臭い対策をする方法は以下の通りです。
1.排水溝にまんべんなく重曹をふりかける
2.水200mlにクエン酸小さじ2を溶かし、重曹をふりかけた部分にかける
3.15分放置する

15分程度放置すると汚れが浮いてくるので、こすって汚れを落とします。
私は汚れを落とす時にスポンジや歯ブラシを使いました。
細かい部分には歯ブラシ、広い部分にはスポンジを使うとよさそうです。

重曹やクエン酸は「エコ洗剤」としても人気ですよね。
重曹やクエン酸を使って掃除をすることは「ナチュラルクリーニング」とも呼ばれています。
「エコ洗剤」や「ナチュラルクリーニング」といった言葉からも分かる通り、重曹や洗剤は環境や体に優しい物資でできているものです。
重曹とクエン酸は別々で使っても汚れを落とす効果がありますが、一緒に使うと二酸化炭素の泡が発生し、排水溝の汚れを浮かせてくれます。
重曹とクエン酸を一緒に使う方法は3週間〜1ヶ月に1回ほど行っています。
軽いぬめりや汚れだったらこすらずに落とせるので手軽な点が魅力です。

◆【トイレ以外】パイプクリーナーで定期的に排水管の掃除をする

手が届きにくい排水管にはパイプユニッシュを使用しています。
私が使っているのは『パイプユニッシュプロ』という商品です。
パイプクリーナーだったらどれも同じような成分ですが、「次亜塩素酸塩」と「水酸化ナトリウム」が配合されているものがおすすめです。
次亜塩素酸塩と水酸化ナトリウムには次のような効果があります。
次亜塩素酸塩:髪の毛などのタンパク質を溶かす・漂白効果
水酸化ナトリウム:髪の毛などを溶けやすい状態に砕く

パイプクリーナーを排水管に塗布して放置し、水を充分に流すだけで排水管からの臭いを防止できるため、定期的に臭い対策といして行っています。
ただし、長時間放置しすぎると排水管が劣化することもあるようなので、商品の裏面に書かれている正しい使用方法を守って使用しましょう。

◆【キッチン・お風呂】アルミボールを使って臭いを予防する

アルミボールは排水溝のゴミ受けに入れておくだけで臭いの元となるぬめりを防止してくれる優れものです。
実際にアルミボールを入れるようになってから、ぬめりの発生が半減したことを実感しています。
アルミボールが臭い対策になるのは、アルミホイルが水に触れると化学反応によって金属イオンが発生するからです。
金属イオンには殺菌作用があるため、ぬめりの発生が抑えられます。
アルミボールを作るときはなるべくふわっと握って丸めるようにしてください。
ふわっと丸めることで水に触れる表面積が多くなるため、固く丸めるよりも効率よく金属イオンを発生させることができます。

◆【キッチン・お風呂】カビキラーやキッチンハイターでカビを撃退する

しつこいカビや黒ずみなどにはカビキラーやキッチンハイターを使用しています。
排水溝にもカビは発生するので、キッチンやお風呂が「カビ臭い」と感じたら排水溝のカビをチェックしましょう。
カビが発生していれば、カビキラーやキッチンハイターで除去します。
そもそも、カビキラーやキッチンハイターはどちらも塩素系漂白剤です。
どちらも主な成分は「次亜塩素酸塩」なので、殺菌・漂白力に優れています。
私はお風呂やキッチンの排水溝の隙間に溜まったカビや黒ずみによく使用しています。
また、排水溝の部品の色がくすんできたときもカビキラーやキッチンハイターを使用すると綺麗になるのでおすすめです。

◆【キッチン】油を直接流さない

キッチンの排水溝に油をそのまま流してしまうと、排水溝のパーツに油が付着し、臭いの原因になります。
また、臭いの原因になるだけではなく、排水溝や排水管がつまる原因にもなりかねないので、油を捨てるときはキッチンペーパーで吸ったり、凝固剤で固めたりしてから可燃ゴミに捨てるようにしています。
以前は少量の炒め油であればそのまま捨ててしまっていたのですが、後日掃除をするときまでベタベタの状態だったので反省しました。
フライパンなどの油を綺麗に拭き取ってから洗うようにすると水道代の節約にもなるので一石二鳥です。

◆【キッチン】1日の終わりにアルコール除菌スプレーをかける

はまな板やシンクに残った食品のカスなどが溜まりやすい場所なのでこまめな除菌が大切です。
毎日丁寧な掃除はできませんが、夜に食器を洗った後に排水溝やシンクにキッチン用のアルコール除菌スプレーを吹きかけるようにしています。
アルコール除菌スプレーをするようになってから、ちょっと掃除をさぼっただけでは臭わなくなりました。
吹きかけるだけなのでかなり手軽な臭い対策としておすすめです。

排水溝の臭いには手軽にできる対策を行うのがベスト!

排水溝を毎日掃除をするのはなかなか大変なので、今までよりも頻度を増やすことが大切です。
私は頻度を増やすために、1度にすべての箇所を完璧にやろうとすることをやめました。
その代わり、サッと済ませられる臭い対策を回数を多く行うようにしています。
サッと済ませられるた対策方法と合わせて、掃除を手軽に始められるような工夫をしておくのもおすすめです。
排水溝の臭い対策をすると、おのずと水回りを綺麗に保つことができるようになります。
実践しやすい方法を見つけて排水溝の臭い対策をしましょう!

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