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7.生活保護で何が一番つらかったか?家庭訪問・訪問調査(2/2)

家庭訪問が一番きつかったと言いましたが、私は実はかなりマシというか、これでも楽なほうだったんですよね。
というのも生活保護を受けていた間、まさに「コロナ禍」だったんです。
だから申請も通りやすかったかもしれないし、この家庭訪問に関してはこちらから役所に出向いた時に(それも面倒ですが)面談したり
電話面談のような形で済んだりしたことがありました。
職員の方たちの感染対策というのもあってお互いになるべく会うことは避ける方針があったんです。

私が生活保護を抜ける頃、手続きで役所に行った時のこと。
エレベータの前に待っている人用の椅子がいくつかあるんですが
そこでおじさんと、その人の担当のケースワーカーらしき人が何やら話しをしていて、、、

ケースワーカー「○○さん、もう、コロナも落ち着いてきて今度からきっちり家庭訪問するように上から言われてるから!」と説明受けていて

もう、私の耳はウサギみたいにピクピク動いてましたよ
内心「うわ…あぶねぇ~このタイミングで抜けられて良かった~」でしたね。

でも、おじさん固まってました(涙)
そりゃそうですよ。人間には誇りってものがあります。
不正受給する人がいるから仕方ないといえばそれまでですけど、こんなに監視みたいなことする必要あるのかな。

ちなみに何日の何時くらいに行きますと予め伝えてくれる役所やケースワーカーもいれば
突然訪問されるところもあるようです。というか本来そうじゃないとあんまり意味がないですからね。
前述したように内緒で働いてないかなどのチェックもかねているはずなので。
後は部屋の中に先月までなかった高価なものがないか、暮らしの変化などでしょうか。

そういう突然訪問されて留守だったりすると手紙が入っててイラっとするってフォロワーさんが教えてくれました。
【今日もお出かけされていたんですね。ずいぶん元気そうなのでこれなら就活たくさんできますね。】みたいな(笑)
嫌味でしょ~?でもね、これを嫌味と思わない人もいる、、、思わないというより嫌味を理解できていない人って感じでしょうか。
軽度知的障がいの方とか、珍しくないですからね。
そういう人たちが言っている「生活保護」と、あなたが感じる「生活保護」は大きく違うと思いますよ。

【1.はじめに】で書いたように健常者向けに書いています。それ以外のひとが見ると意図せず傷つけるかもしれないと注意書きしたのはこういうことがあるからです。

もしまだ読んでいない方は↓これを読んでください

また、可愛い女の子で、おじさんがケースワーカーだったら多少甘くなっても不思議じゃないですよね。
しょせん人と人です。実際に肉体関係などの不祥事も起こっています。
これもキーワード「人による」ですね。

完(2/2)
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