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7.生活保護で何が一番つらかったか?家庭訪問・訪問調査(1/2)

私が生活保護になる前、この制度で一番イヤなことってなんだろう?と考えたら間違いなく当時は前回書いた「扶養照会」って答えるでしょうね。
でも実際に経験すると私が生活保護でもっともきつかったのは扶養照会ではなく「訪問調査」いわゆる「家庭訪問」ですね

当然最初の申請の段階では本当にそこに住んでいるかの確認もかねていることでしょう。
生活保護になってからもケースワーカーがきますが、私の場合は生活保護を申請する段階で
担当の財産調査員が部屋にきました。
(この時点で財産調査員ではなく今後受給決定後にケースワーカーになるであろう人が来るというパターンも聞きました。まぁどっちでもあんまり変わらないですが)

申請の相談に行った日に早速、明日でもいいですか?と言われ予約を入れたんですが…

当日、調査員が30分くらい遅れましたが電話で遅れそうとの連絡もなければ、遅れたことについて一言もなかったですね。
あー見下されてるんだなぁ~と早くも感じた瞬間でした。

部屋に来た方は、私より明らかに年下の下手したら新卒~2年目、3年目?もありえる若者。

その若者に、貧乏な暮らしっぷりをチェックされます。
当然相手は公務員。スーツ着てます。
私はヨレヨレのパジャマみたいな服。
もう、涙も出ませんわ。

で、貧乏な暮らしっぷりとは何を見られているのかというと車なんかはもちろん、ブランドの時計など
【売ればまとまった金になるものがないか】
つまり困窮した惨めな暮らしか?を見られています。
イヤな言い方をしたかもしれませんが、実際そうでしょう?

これが生活保護になってからの家庭訪問ではさらに部屋が散らかっていたりしないかの指導が入ったりすることも。
また、内緒で働いていないかなども見られているようです。
つまり、「あなたいつ訪問してもいないけど、何してるの?まさか黙って働いてないよね」ってことです。

で、私のボロアパートで書いてなかった書類を記入したりまた現状を話したり

【余談:役所って横の繋がりがないなーと感じました。私のデータとか生活保護になった経緯とか渡しちゃっていいのに、いちいち人が変わるたびにその都度説明するのが本当に面倒で疲れました。個人情報の取扱いが厳しくなったのも関係しているのかもしれませんが】

そんなこんなで20~30分ほど部屋にいましたね。
当然このへんの時間だったりは役所やら申請する人の状況によって変わります。

続く(1/2)


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