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第11節 理想の上司

広島カープの絶対的守護神、栗林投手。

今シーズンは開幕から安定した投球を続けていましたが、疲れが出てきたのか、ここ最近やや調子を落としています。

7月7日の中日戦では、1対1の9回に登板しましたが、四球や暴投が絡み、敗戦投手となってしまいました。
毎試合登板に備えなければならず、自分のミスがチームの負けに直結する抑えは、つくづくタフなポジションだなと思います。

7月12日のヤクルト戦では、4対3の9回に登板。
またもヒットや暴投で1アウト3塁の大ピンチを招きましたが、渾身の投球で後続を断ち、なんとか火消しに成功。
チームは連敗を脱出しました。

今回取り上げるのは、その試合後の監督インタビューでの新井監督の言葉です。

リポーターから「最後は胃が痛くなるような展開でしたが・・・」と振られた新井監督は、即答します。

別に胃は痛くないですよ。
栗林に任せていましたから。

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