ファンレターに関する苦い回想
自分はファンレターを書いたことがないと思っていたが、苦い思い出にふたをしていただけだった。
結構やばめのファンレターもどきを送った過去が確かにある。 今となっては笑い話。
小学校4年から6年にかけてABCラジオ「ミュージックパラダイス(通称ミューパラ)」を聴いていた。月曜~土曜の夜10時から生放送だった。曜日ごとに別のパーソナリティが2名ずつで回していた。
ほぼ毎日聴くことで、流行のJ-POPに少し詳しくなった。(ラジオをきっかけに小遣いで買ったCDシングルがaikoの「花風」「キラキラ」や東京事変「修羅場」である。)
ABCラジオ放送のキャラクターグッズ。
鼻を回すとラジオが聴ける。
一方で、軽いスピリチュアル小学生だった私は、ちゃおの付録である、漫画「エンジェル・ハント」の絵柄が描かれたタロットカードを頻繁に使っていた。
さて、ラジオの大晦日特別放送にて。年の瀬ということでスペシャルなお便りを募集していた。放送中に送られたお便りはいつも以上に数多く読まれた。
私もお便りを考えた。ただのメッセージでなく、ためになることを送りたいと考えた。
そこで、全パーソナリティ14人分の翌年の運勢をタロットで占い、結果をFAX用紙3枚にびっしり書いた怪文書をABC放送に送りつけた。
怖 ! 何 様 ? ? ! ?
しかもパーソナリティーの方々には純粋に参考にしてほしかったし、もっといえば放送で読まれることを期待していた。バカだ。
もちろん、放送で読まれることはなかった。スタッフさんに目を通されたかどうかも怪しい。
ちなみに、占い能力は中学入った途端に消えた。付録のタロットカードはどこ行ったのだろう。
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