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イタリアのリミニでは
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イタリアでの展示準備、現薫師が着々と進めてくれています。イタリア・リミニ市立ミュージアム。イタリアで初めてとなる「トランクの中の日本 〜戦争、平和、そして仏教〜」展。ありがとうございます。
今回、アブダビから長男もお手伝いに駆けつけました。歴史的な機会となるため、その場に立ち合わせようと、現薫師の長男、私の次男も連れていっていただきました。
映画「火垂るの墓」の上映会もあります。平和の鐘の鐘打式も、プロジェクションマッピングも、夕食会も、今回与えていただいた貴重な平和の祭典で共に開催されます。
安倍元首相の訃報のことはイタリアでも大きく報道されているとのことです。
僕たちは世界に対する責任を背負っています。それは僕たちのためだけではなく、未来に生きる人びとのためでもあります。
サン=テグジュペリの言葉に次のようなものがあります。
「地球は先祖から受け継いでいるのではない、子どもたちから借りたものだ。」
「人間であることは、自分の意志をそこに据えながら世界の建設に参加しているのだと感ずることである。」
彼の感性、大好きです。言語化できることが素晴らしい。
「他人を裁くより自分を裁く方がずっと難しい。」
「愛とは見つめ合うことではなく、同じ方向を見ることだ。
愛するとは、見つめ合うことではなく同じ方向を見つめ、共に歩むことだ。
冒険と探検こそ人生だ。文章とは行動による。探検家となれ。学者となるな。行動と文学は一体である。」
これらは、私たちが説く仏教のエッセンスと相通じているから不思議です。学者、ものしり不成仏、全く意味がないのです。
「恐怖の描写をするだけであれば、われわれは正しく戦争に反対することにならない。生きることの喜びや無駄な死の非情さについて声高く述べるだけでも、同じように正しく戦争に反対することにはならない。数千年以来、母親の涙について語られてきた。だがその言葉も、息子が死ぬことを妨げないことを、しっかりと認めなければならない」
「心を高揚させる勝利もあれば、堕落させる勝利もある。心を打ちひしぐ敗北もあれば、目覚めさせる敗北もある。」
「君が君のバラのために失った時間こそが、君のバラをかけがえのないものにしているんだよ」
「砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからだよ。」
イタリアで初開催となる写真展。戦争と平和、そして仏教の説く世界観、人間観、現実と未来について、お伝えできればと思います。
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