見出し画像

監督名言集

こんにちは。4年の川口健太です。
まずはこのブログを開いていただきありがとうございます。
このブログを書くにあたって読んでくださった方々が読み終えた後にプラスになるようなものを書きたいと思いました。

そこで自分が18年間のサッカーの中で一番影響を受けた高校の監督の名言をいくつか紹介したいと思います。

僕の母校は漫画の赤き血のイレブンのモデルにもなった浦和南高校です。そこで、監督をしている野崎正治監督の名言を紹介します。野崎監督はS級ライセンスを持っていて数多くの名言を3年間で残してくださいました。

例えば、毎年恒例の夏合宿のゲレンデダッシュの最中に、「ここを天然のプールだと思え」とおっしゃり、真夏の僕達を気遣い雪のないゲレンデを天然のプールに変えてくれるような優しい監督です。僕達は草をむしりとりながらクロールや平泳ぎを急斜面のゲレンデで行いました。一生の思い出です。体全身を鍛えることができました。ある意味これも名言かなと思っています。

こんな優しい監督の名言をいくつか紹介していきたいと思います。

1、「記録じゃなく記憶に残るプレーを頑張る」
 アシストや得点は記録に残るけど、それに至った過程で誰が身を粉にしてボールを奪ったか、やったかが大切であるということです。
 社会人になっても、予算達成などあると思いますがそこに至るまでの過程をいかに頑張れるかで結果が大きく変わってくるのかなと思います。

2、「やらされる100回よりも自らやる1回の方が成長する」
 サッカーだけでなく色々な場面で指示を受けると思いますが、そう言ったときにただやらされる100回よりも自らやろうとする1回の方が成長するということです。
 人から指示を受けた時や何かをやる時に、やらされるのか、自らやるのかで成長に大きく差が出てきます。

3、「当たり前のレベルを上げる」
 当たり前のハードルをどんどん高くすることが、人間力を高めることにつながる。
 例えばサッカーでリフティングを100回当たり前にできるとしたら、110回、120回とそのレベルを上げていく。どうしたら回数を増やせるかを考える。
 バイト先などで慣れてきたら手を抜いたり適当になっていませんか?そこで、どんどん適当になるのではなく、どうしたらさらに効率良くできるかなどを考える。
こういったことが人間力を高めることにつながります。

4、「金魚のフンになるな」
 金魚のフンは金魚がフンをしてから一定期間金魚のおしりから離れずくっついてまわります。そこにはなんの意思もありません。
 サッカーなどの集団行動において、キャプテンなどチームをまとめてくれる人にただついていくなと言うことです。しっかりと一人一人が意思を持ち行動することでチーム力の向上につながります。
 仕事の場でも意思を持つことは重要なことだと思います。

5、「お地蔵さんに話してるんじゃないんだよ」
 返事や反応をしろと言うことです。お地蔵さんにいくら話しかけてもなにも言わないように、そうなるなと言うことです。
 部活や、バイト先、職場でも、返事や反応をすることはあたりまえで、自分の意思を伝えることにもなります。

6、「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ」
 聞いたことがある人もいるかもしれませんが、これは連合艦隊司令長官の山本五十六さんの言葉です。ただ、これもよく野崎監督はおっしゃっていました。
 人に指示をする時や何かを教える際に大切なことです。まずは自分がやってみせる。そしてやってもらい、褒める。単純なことかもしれませんが、この繰り返しが大切で、こういう人に人はついていきたいと思います。また、自分でやってみる。自分に言い聞かせる。自分をほめる。この言葉はそのまま、自分自身が成長するための言葉でもあります。教えられる人も教える人も、互いに育ってゆくための言葉です。
またこれには続きがあるので気になる人は調べてみてください。

番外編
7、「夢なき者に理想なし
  理想なき者に計画なし
  計画なき者に実行なし
  実行なき者に成功なし
  故に夢なき者に成功なし」

これは、浦和南高校のOBで日本サッカー協会の会長及びアジアサッカー連盟理事である田嶋幸三さんが高校に足を運んでくださった際に言っていた言葉です。夢を持っていないと成功につながらないということを象徴する言葉だと思います。

この他にも3年間でたくさんの名言を残してきた野崎監督の名言のいくつかを紹介してきました。

少し長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださった方々が少しでも何か感じ、今後役立ててくれたらこのブログを書いた意味があります。


最後にここまで読んでくれた人に野崎監督直伝のヘディングの基本ポーズについてお教えします。

ズバリ、「グリコのポーズ」です。

両手を上げ片足のポーズです。

まず、落下地点に向かって助走をとり、高さをつけるために片足で飛びます。その際に両腕を上げることで勢いをつけます。イメージは走り幅跳びです。両手をあげるのは相手を自分のエリアに入れないことと、空中戦で相手との接触を避け怪我をしないという効果があります。また、ヘディングの際に「オッケー」という声をかけることで、相手への威嚇と味方へのアピールになります。
これらを守り、自分の最高到達点を知ればこれまで以上に競り合いで勝てると思います。

このグリコのポーズがヘディングで最も効果的と言えます。ぜひ試してみてください。

ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?