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成城大学文芸学部の情報空間

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成城大学文芸学部の学びは万華鏡のように多彩です。文芸学部の不思議で面白い世界を紹介するマガジンをはじめました。 文芸学部の個性豊かな教員たちによるコラムや学部の情報を掲載していき… もっと読む
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#ヨーロッパ

episode0:情報空間の楽しみ方

成城大学文芸学部の学びは万華鏡のように多彩です。文芸学部の不思議で面白い世界を紹介するマ…

成城大学
11か月前
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18世紀ヨーロッパを股に掛けたニセ魔術師の大冒険

呪術と少し関係するかもしれませんが、ドイツでは、魔術は中世以降、民衆本に魔術師や魔女が登…

成城大学
2か月前
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「イソップ」は今なお語る-意外と身近な西洋古典-

古代ギリシャに由来する「イソップ」書店の絵本コーナーを眺めてみると、タイトルに「イソップ…

成城大学
10か月前
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フランスにおける「表現の自由」と「平等」に関する考え方

イスラム教創始者の諷刺画掲載により起こった襲撃事件近年、フランスは、イスラム過激派による…

成城大学
10か月前
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悪魔との契約-ゲーテ『ファウスト』の場合

ファウスト伝説とゲーテドイツ文学といえば、ゲーテ(1749-1832)の『ファウスト』(第一部180…

成城大学
10か月前
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文化の不思議に立ち止まる:ドイツ文化哲学入門

便利さと引きかえにスマホやSNSって便利ですね。おかげでこれまでよりも気軽で簡単に、誰かと…

成城大学
10か月前
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ヨーロッパ写真文化論

写真を発明した二人のフランス人。写真術は、19世紀前半にフランスで発明されました。発明に関わった主要な人物は、二人のフランス人です。1820年代に最初の写真撮影に成功したのがニエプスです。しかし長時間の露光を要したことや像が明瞭とはいえなかった(版画のように見えます)ため、さらなる研究が必要でした。その後、ダゲールが1839年に「ダゲレオタイプ」という画期的な銀板写真の技術を発表したことで、写真が一気に実用化しました。 ヨーロッパから世界に広がっていった写真術。写真術につい