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みんなの鹿児島案内。

昨年秋、鹿児島のラジオの取材で友人七枝さん&永山さんが徳之島に来るというので、取材の前後に少し時間をもらって近所やおすすめスポットを案内しました。3月23日に全国発売された書籍「みんなの鹿児島案内」にて、七枝さんがその時に阿権集落を一緒に回った様子を記事にしてくれています。

みんなの鹿児島案内。とは

<AMAZON 内容紹介より>個人の視点でローカル情報を丹念に広い歩いたユニークなガイド本、『ぼくの鹿児島案内』『続・ぼくの鹿児島案内』の著者・編者である岡本仁が、シリーズ第3弾『みんなの鹿児島案内』を制作しました。 2014年から3年間、グッドネイバーズ・カレッジという名称で「創る力を創る」を合言葉に、編集ワークショップを鹿児島にて開催してきました。 今回は、この3年間にワークショップ形式で鹿児島のフリーマガジン『Judd.』を受講生と編集した経験を生かして、昨年春に募った24名の受講生とともに、より広域をカバーし、より生活に密着した情報を集めたワークショップ版の鹿児島案内となっています。

ぼくの徳之島案内

その時案内したスポットなど、簡単にご紹介します。

七枝さんは何度も徳之島に来ている徳之島ファンでもあるので、観光地でなく僕の個人的な場所を回ってみました。歴史的な背景など語れませんが、たまらなく「この場所好き」というスポットたち。

1日目に最終便の飛行機で到着した2人をまず呼びつけたのが「犬田布岬」。季節によっては間に合わないのだけど、ちょうどサンセットに間に合いました。ここは戦艦大和慰霊塔などもある徳之島を代表する観光地でありつつ、個人的に世界最高レベルの絶景だと思っている夕焼けスポットでもあって。もちろん日によっても夕焼けレベルは変わるのだけど、この日はいい感じのサンセットを見れた。個人的には、日が沈んでからの数十分が至高の時間で、近くの「ミヤトバル」でそんな贅沢な時間を過ごせました。

翌日には阿権集落と三京の森へ。

阿権集落で沖之永良部島も見渡せる高台にある阿権神社から海を眺め、阿権の300年ガジュマルに触れダイナミックな生命力を感じたのち、「みきょうぬくし」でダムカレーを食し、太古の自然を思わせる三京の森を歩きました。

本では阿権集落を歩いた時の様子をまとめていただいています。地域のシンボル的なガジュマルや珊瑚の石垣が残る道など、島の生活に根付いた素朴な風景を堪能できる貴重な場所だなーと思います。県道から離れているため、あまり知られてなかったところ、近年はガジュマルのうわさが広まって、観光の方もよく見かけます。生えているのは個人のお庭のため、立ち入りにはご注意を。(この日は許可を得て、特別にお庭に入らせていただいています)。徳之島の中でもこうした珊瑚の石垣が見られるところは多くはないですし、立ち寄って散策してもらいたいエリアです。ちなみに僕が住んでいるのも、すぐ近くなのでたまに散歩しています。

もちろん、時間が合えばもっと色々案内したいところはありましたが、それはまたの機会のお楽しみとして。(七枝さん&永山さん、ご来島ありがとうございました。またぜひお越しください。)

七枝さんがディレクターを務め、永山さんが出演されているラジオ番組『Radio Burn 』(MBCラジオ 土曜 18:30〜20:30)https://blogs.mbc.co.jp/radioburn/

こんな徳之島でのエピソードの断片が収められている「みんなの鹿児島案内。」、ぜひチェックしてみてください。離島ページも嬉しい。新たな鹿児島の魅力が伝わる一冊です。


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