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野沢菜漬け

今日もこちら信州飯綱高原は、朝から雪が降ってまーす☆彡


いつもはサラサラのパウダースノーですが、今日はやや水分が多めの重い雪…これは上雪(かみゆき)だからでしょうか?

「上雪」とは…こちらの方言かもしれませんが…(^^ゞ
長野県の北部中心の雪ではなく、長野県の中南部を中心に大雪になることを言います。

これは…都(上方)に近い松本や諏訪などの中部…更に南の伊那や飯田に多く降ると言った説と…川(信濃川)の上流にあたる中部に多く降るから…と言った説といろいろあるようです。


そして上雪が降るということは…それは同時に春が近いことを意味します。

ということで…そろそろ春が~~~(‘ω’)!!
何だか心が弾みます♪

今日は夕方から知人宅に訪問予定。
そこで我家の野沢菜漬けを持参します(😊)

これは昨年の年末…OBUSEMeguru Lab.の工藤さんが、雪の中掘り出して届けてくれたシャキシャキの野沢菜です!

工藤さんが心を込めて育てた野沢菜は、我家の家族三人で、丁寧に漬けさせてもらいました(^^)


当初は実家の母に手伝ってもらおうと思っていたのですが、当日は年末寒波の大雪だったため、電話でレシピだけ教えてもらいました~

後は私の幼い頃の記憶とカン?で…(^^ゞ

その我家に伝わる母直伝のレシピの特徴は、煮干しのだし汁に、大豆と昆布も加えること。祖母からそう教わったとのことです。

そして今度は、私がそれを受け継いで息子と作る…味のバトンリレーですね。


っていうか…息子は伝えてくれるかな~…

真冬の寒さの中…ゆっくりゆっくり醗酵熟成した野沢菜は、塩の角も取れて、旨味が増してまろやかな味わいになってきました(^・^)

そして野沢菜の鮮やかな緑色も少しづつ飴色に変化してきましたよ!

こうして春が近づき…毎度食卓に出すごとに味わいも変化していきます。

そうそう…漬物って醗酵食品ですね!

醗酵とは…異なる二つ以上のものを混ぜ合わせて圧をかける…
すると…新しいものとエネルギーが生まれる…でした。

大ざっぱに言いますと…

野沢菜という有機物と、塩という無機物を混ぜ合わせて重石で圧をかける。このことによって、旨味(アミノ酸)という新しい味とエネルギーが生まれる…

エネルギーは振動で、その振動エネルギーによって漬物を食べると元気が出るんですね!!

またそれと同時に、漬物は腐敗せず長期間保存出来るという訳です。

これが自然のしくみですべてのことに置き換えられる…合ってるかしら?…(^^ゞ


因みに今回の野沢菜漬でも、よりととのって、ハーモニーが生まれるように、随所である仕掛けをしおります♪

ということで…今年は初めてのわりに超美味しく出来たので…また来年は、もっと美味しく漬けるぞ~!っと今から意気込んでま~す(😊)

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