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GIFと色紙と花と頬

初めてGIFを作りました。

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自分で作ってみて本当に動いたので驚いて…。勢いでラフのままツイッターにあげてました。
お手本を見ながらの制作中、「え?次がこの手足の位置?なんで?」など不思議で理解できないこともたくさんあったんですが、いざ動かしてみると見事に走り出しまして。
今更ながらアニメーション技術に驚嘆しました。
これで4秒。24コマ使っています。
とあるお手本ですが

米林宏昌監督のこちらをお手本にさせていただきました。(等身が違いすぎて苦労しました)
これから時間を見つけては、現状のラフなものを清書し色付け、またその他できることをやりつつ完成を目指したいと思います。


お知らせ


本日発売のコミックガーデン10月号、第4話掲載と6周年記念色紙プレゼントに「きつねとたぬきといいなずけ」の色紙も並んでいます。よかったら応募してください!!(マグコミプレミアムの方はそちらから応募できるようです)↓は本番前の下絵。

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↓練習で描いた綺麗な田中。人間はまだむずいです。

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真正面の顔、頬のカーブを左右対称に描くのが非常に苦手です。うまくいかないと全て放り投げてしまいたくなります。そういう点ではデジタルでの描画においては、それらの修正がかなり容易になりました。ストレスからは開放されましたが失われたものもあるでしょう。メリット、デメリットそれぞれは把握しておきたいです。


おすすめ

去年買ってから何度も読んでいます。改めて夏のこの時期に読みまして。夏の話なのでやっぱり物語と同じ時期に読むとより一層いいぞと思ったのでおすすめします。
花と頬 イトイ圭

漫画です。傑作。
話の内容は伏せます。
ちょうど半分くらいまで読んだところで左手で支えている残りのページに気づいて「…いやいや、もうあとこれだけ?もっともっと読んでたい」みたいな。あの「うわ~」ってなる感じ。好きな漫画や小説の想定以上の面白さに気がついて終わってほしくないと願う感じ(でも終わるのは視覚的にわかってしまっている)。それでも、もっとずっとその世界に浸って眺めていたい感じ。
一巻で完結。もう少し続きがあってよかったのではと思ったんですが、読み終わって暫く経つとこの分量でいいんだと思ったし、それがこの漫画の良さにも繋がっているって思いました。
あとがきを読んでもしかしたらこの本が世に出ない可能性もあったと考えるとゾッとしました。
多分、ずっと手元に置いておくような気がする。それは例えばよしもとよしとも「青い車」とか市川春子「虫と歌」とか黒田硫黄「茄子」とか高野文子「絶対安全剃刀」とかオノナツメ「COPPERS」とか西村ツチカ「なかよし団の冒険」とか山下和美「不思議な少年」とか、あげだしたら切りがないですけど。自分にとって大事な一冊です。夏の終りにぜひ。



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