個人起業家が月収100万円を達成するための最短ルート

月収100万円の構造を理解する

月収100万円を達成するためには、その構造を理解することが大切です。
実は、月収100万円の構造はとてもシンプルで、次の3つの掛け算で表すことができるのです。

`新規集客 × 単価 × リピート = 売上`

つまり、この3つの要素をうまく組み合わせることで、月収100万円を達成することができるのですね。
例えば、オンラインサロンの場合、新規集客をゼロ、単価を1万円、リピートを100人とすれば、月収100万円になります。
SNSだけでやっていて、ほとんど経費がかからない場合は、そのまま利益になるでしょう。

また、コーチやコンサルタント、カウンセラーなどの教える系の副業や企業の場合は、単価を30万円から50万円以上に設定できるケースが多いです。
最初は5万円、10万円、20万円からスタートして、徐々に単価を上げていくのがいいでしょう。
例えば、単価30万円のお客さんを3人獲得し、リピートで1人につき25万円の売上があれば、月収115万円になります。

単価設定のポイント

ここで、多くの人が悩むのが、単価をいくらに設定すればいいのかということです。
できるだけ安い単価でたくさん売った方がいいのか、それとも高い単価で売った方がいいのか。

初心者の方は、まず単価を安めに設定することをおすすめします。
高い単価の商品やサービスが何なのかイメージできない場合は、単価を5,000円でも2,000円でも1万円でも2万円でもいいので、毎月何人に売るかを決めてみましょう。

ただし、単価が安い場合は、リピートを確実に取れるようにする必要があります。
例えば、オンラインサロンのように、安い単価でも1年間継続してもらえるようなビジネスモデルにするのです。
単価が安くても、年間でお客さん1人あたりからいくら払ってもらえるかを考えることが重要です。

整体やサロンの場合、1回5,000円の施術を受けたお客さんが、平均して3回来店するとしましょう。
そうすると、お客さん1人あたりの単価は1万5,000円になります。
これが10ヶ月続けば、お客さん1人あたり15万円から18万円の売上になるのです。
1年間で平均17万円から18万円いただけるとすれば、100人のお客さんがいれば年間1,700万円の儲けが出ることになります。

つまり、単価を上げることが正解というわけではありません。
単価が安くても、お客さん1人あたりの生涯価値(LTV)が高ければ、十分に利益を出すことができるのです。

高単価と低単価、どちらから始めるべきか

では、高単価と低単価、どちらから始めるべきでしょうか。
結論から言えば、両方やった方がいいということになります。

以前は、教える系の副業や企業は、単価を上げた方がいいという話が多かったのですが、最近はオンラインサロンなども流行っています。
オンラインサロンを受けてから、高単価のものに移行するというケースもあるでしょう。

まず単価の安いものから始めるのは、全くのゼロからスタートする人におすすめです。
ある程度単価の安いものが売れている人は、高単価のものを売りつつ、買わなかった人に低単価のものを提案するのがいいでしょう。

例えば、20万円のコーチングやパーソナルトレーニング、エステの料金プランを提案したとします。
それでも20万円は出せないという人には、8万円のコースや3万円から5万円の動画教材などを提案するのです。
このように、高単価のものを売りつつ、買わなかった人にダウンセルで安いものを提案するのが効果的です。

ただし、最初から3万円から5万円の動画教材だけを売るのはおすすめしません。
安い商品をたくさん売っただけでは、お客さんの声として大きなインパクトは得られないからです。
3万円から5万円の商品を大量に売るためには、SNSでバズったり、大量のフォロワーを増やしたり、大量に広告を打ったりする必要があります。

高単価商品を売ってから低単価商品へ

そこで、おすすめなのが、高単価のものをメインで売って、買わなかった人向けに低単価の商品やサービスを提案する方法です。
高単価の商品を買ってくれた人は、お金をしっかりいただくことで、お客さんとの関係も本気モードになります。
本気モードでがんばれば、お客さんからいい声も聞けるでしょう。

高単価商品が売れるようになってくれば、低単価のオンラインサロンや動画教材などもセットで売れるようになります。
資金に余裕ができれば、広告を出すこともできるでしょう。
高単価商品を買わなかった人に低単価商品を買ってもらい、低単価商品を買ってくれた人にステップアップで高単価商品を買ってもらうという流れを作ることが大切なのです。

ゼロから月収100万円を最速で安定して達成するためには、まずは高単価商品にチャレンジしつつ、買わなかった人向けに低単価商品も用意しておくのがおすすめです。
このようにすれば、低単価から高単価まで、幅広い層のお客さんを獲得することができるでしょう。

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