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御神籤、占い、おまじないにかかわること

 このnoteを始めるときに、私が見聞きしたお話を大きく3つのジャンルでお話をしたいと思います書かせていただきました。

 ①ご神気にかかわること
 ②御神籤、占い、おまじないにかかわること
 ③私が夢に見たことを小説にしたもの

 ここまで①を中心に書いてきましたが、そろそろ②に取り掛かりたいと思います。

 先ず、1回目は概要について書きたいと思います。

☆神気と占いの神秘

 神社を参拝した後にお神籤を引きます。占うわけです。「お・み・くじ」御(お)御(み)崇敬の念が込められた呼称です。それは神様の尊い神意であるからです。もともと「占う」とは天意を問うことです。自然現象や天体の運行の中に天の意志を求めたのです。いつ種を蒔けばいいのかを知るために暦を作り、収穫の豊穣を祈りつつ、その期待に対する神意をうかがったのでした。

 やがて、この自然現象や天体の運行を文字で表せるようになり、自然の循環が配当されると、この文字の組み合わせから神意を汲み取ろうとするようになりました。また、現象・事象そのものからも汲み取るようになりました。煮たり沸かしたりした、お釜の鳴る音。放たれた矢が何処に当たったかなどなどいろいろです。

 このように時の吉凶を、また天の意志を神意として汲み取り、子々孫々に語り継いでいく内に、やがてそれは個人の占いとしても定着するようになりました。ご神気の中で得たご神意によって安心立命を願ったのです。

☆人は自然の法の中に生まれそこで魂が生成されます

自然の法のひとつに、天の気と地の気の組み合わせがあります。人はこの世に生まれてきたとき、この天の気と地の気が発する音によって、その人の魂は生成されるといわれています。この魂によって人の性格が形作られ、天命が与えられるのです。また、そのときの人それぞれの持ち味の音が、合う合わないになり、相性の良し悪しが表れます。人もこの大自然の中の一部です。

☆占いは人の営みを森羅万象のなかで説明したものです

 こんにちの生活様式は、便利さを与えてくれ、そこから得られる生活の快適さは、私たちに幸せを感じさせてくれます。しかし、その一方で、精神的な不安を日々味わう人がいるのはなぜでしょう。

 日々の生活に疲れ、心の安らぎや出口を求めている自分がいませんか? 迷いや悩みに答えが出せないでいる自分を見つけたこりませんか?

 五行神占は、陰陽五行説にもとづいて森羅万象の意味と動きを読み解き、吉凶禍福を判断し、人が物事に対処する最善の方法と人の有り様を映しだす方法です。人の営みや行動は、天と地と人との一体の中で自然界の秩序・調和に基づいて営まれます。

 したがって、悩みの解決方法や相手との相性を知る方法、禍福のリズムなど、全てトータルで保たれているこの秩序の中で観る事ができます。

☆運命は自ら招き今の境遇は自ら造ったものが多い

 人の業・因縁というものはとても根深いものです。その人と相手の間にある業・因縁は、百人百様、千人千様です。肉体の自我や金銭の自我だけで生活してはいませんか? 人の命運には、その人の誤った思いが記憶され、誤りのまま現実となったものもあります。

☆古より人の心を闇に例えますこの闇を透かし見るとき相手が見えます

 和みの相性と不和の相性。人と人との関係、そこから恋愛、結婚・離婚、人間関係などの悩みが生じます。また事業、仕事における決断、問題解決。始業、出店、転業、適職、人事採用などにかかわる悩みや不安が起こります。これは人と人、人と事物の相性・相剋です。

☆陰陽祐気取り(服気法)

 この世のあらゆる事象は、陰陽の働きによって出現し、生成します。 人はこの陰陽の働きと一体となる事を生き方の基本とするとよいのです。 陰とは一方であり、陽はその他方を意味します。 陰陽が調和する中で、人それぞれの生かされる途があります。 陰陽の活力の源は、この地上の五元素、五行です。

 よい気が流れる空間、心地よい気がかもし出される空間に出会ったことはありませんか。 立ち止まったり、腰を下ろしてみたりすると、気持ちがスーッとしてくるような場所です。 やがてすがすがしくなってきて、身体全体が浄化され、そこにいるだけでイライラやトゲトゲが取れていきます。 その場の気を心身が感受し、魂が浄化されるのです。 気に服し、気を感受することを祐気取り服気法といいます。 この気は五行の木火土金水から発するので、五気と呼ばれています。

☆陰陽お水取り

 よい水は人の心を癒し、感謝の心を育てます。 水が貴方の心のエネルギーとなり、思いとなって誤った記憶を消し、現実を正してくれます。 自分に合った水の気が魂に触れ、潜んでいる記憶された良い思いを呼び起こし、明日のパワーとなって今を改善してくれるのでしょう。

☆禍除けのお守り

 吉凶は動より生ずと言います。 人は、日々の暮らしの営みや行動の中で、禍福のリズムが狂うときがあります。 それは四方八方への移転や、リズムの異なる者同士の出会いが誘因といわれています。 そのズレは時とともに、おだやかに元のエネルギー(天の気と地の気)のバランスに戻るのですが、時として戻らないときがあります。 それまでの間に禍事(災い)が忍び込まないように注意します。

 これらの禍事から身を護るエネルギーは、その人独自の型があります。禍・厄除けの施法は個々に違いますのでお問い合わせください。

 なお、禍除けのお守りは、故事に習っていろいろと作られています。 神社参拝の折に、自分に合ったものをお探しになるといいと思います。

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