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おすすめの縁結びとおまじない

 先日、所用で京都へまいりました。聖護院の近くを通りましたので、須賀神社さんをご参拝しました。前号で、お守りについてご質問があったこともあり、京都らしいお守りを思い出したからです。

 こちらの神社さんは、交通神社と言った方が通りがよいかと思いますが、年に一度節分の日は平安の京の都へ立ち戻ります。それほど広くない境内は女性で溢れかえります。

 普通、節分の行事といいますと豆まきです。どちらの神社仏閣も、工夫を凝らした豆まきを行い老若男女がわんさと集いますが、ここ須賀神社さんはあるものを求めて若い女性が殺到いたします。あるものとは縁結びのお守りです。

 「けそうふみ(懸想文)」と言います。烏帽子に水干装束の人が、「懸想文売り」と書かれてる梅の木の枝を持って境内で売り歩いています。

 このお守りの感想は皆さん異口同音に「デカッ」でした。よくよく考えてみますと当然の大きさなのですが、お守りと聞くとついついいつものお守りを想像してしまうからでしょうか。でも、皆さん胸にかき抱くようにしてお持ちになります。

 お友達を誘って、京都えんむすびツアーするかたもいらっしゃると言うお話を伺いますので。

 私の知るかぎりですが、おすすめの神社をご紹介します。

 京都へ参りますと、平日に和服姿の数人連れで、えんむすびのお社を参詣しているのを見かけます。どうやら地元の女子大生のようです。和の心、それが似合う街です。

 安井金毘羅宮(やすいこんぴらぐう)
 道祖神社(どうそじんじゃ)
 地主神社(じしゅじんじゃ)
 須賀神社(すがじんじゃ)
 下賀茂神社 相生社(しもがもじんじゃ)
 貴船神社(きふねじんじゃ)
 野宮神社(ののみやじんじゃ)
 伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)
 
 退耕庵(たいこうあん)
 泉涌寺(せんじゅうじ)
 六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)
 隋心院(ずいしんいん)
 *順不同

 その他にも、皆さんのご当地にもいろいろあると思います。ある日あるとき街中を探索しているときに出会う。そんなご縁で参拝された神社・仏閣が一番かもしれませんね。

 ひとつ、おまじないをお教えいたしましょう。何処の神社・仏閣がいいか、あれこれ迷ったときの処方です。

 ご神前に立って軽く爪先立ちをして見てください。一の鳥居を潜る前でもいいし、拝殿の前でもいいと思います。静かに呼吸を整えて、かかとは僅か少し浮かせる程度です。前に引かれるか後ろに引かれるかで分かります。ただしその前後に丁寧な参拝を欠かさない事です。

 ご自分の心気と神社の神気とが融合するのが分かる爪先立ちの方法です。他の事にも使えそうです。

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