No.207 史上最高峰の試合

2023年3月21日 侍ジャパン対メキシコのWBC準決勝。本当に素晴らしい試合でした。

160キロごえの佐々木朗希の速球、落差のあるフォークに食らいつくメキシコ打線、4回に甘くはいったフォークを痛打されまさかの3失点ビハインド。

アロザレーナが岡本のHR級の当たりをフェンス際でキャッチ。その後も日本の再三の好機にも打球は無情にもアロザレーナの守備範囲に。

流れが変わったのは5、6、7回を安定感を持って押さえた山本の投球と7回の表の三振ゲッツー時に一度セーフと判定された盗塁がビデオ判定でアウトになったことですね。7回の裏、NPBでは何度となく目の当たりにしてきた吉田の起死回生の同点3ラン、もう泣きそう。

ところが8回にまたもやアロザレーナが出塁、そして後続が山本を捉える。山本由伸が打たれるなんてもう理解不能、パニック状態。湯浅もタイムリーを打たれて2失点、追いついた直後に突き放される… ここでタイムリー時に吉田のバックホームで3点目を許さなかったのが勝負の分かれ目でしたね。

8回の裏には代打山川の犠牲フライで1点返して9回の攻防に望みをつなぐ。

9回表は大勢がしっかり押さえて裏の攻撃に。大谷からの打順、期待が持てる。逆に大谷が打ち取られるとメキシコは一気に盛り上がる需要なシーン。

大谷が初球をたたく、ヘルメット飛ばして走る、2塁打、塁上で吠える、吠える、吠える。吉田が冷静に四球を選ぶ、指を指す、その先にはそれまで3三振の村上。代走は足のスペシャリスト周東、村上が高めの直球をたたく、センターオーバー、大谷と周東が帰ってくる、逆転サヨナラ!興奮、歓喜、絶叫、泣ける。

野球って凄い❗自分の中では2009年の伝説の決勝を越える2023年の伝説の準決勝!

今日の決勝も好勝負期待します!


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