マガジンのカバー画像

おかしな世界

97
運営しているクリエイター

記事一覧

ド・ヴィルパンにド・ビックリ ―平和は難しい

ド・ヴィルパン復活 ドミニク・ド・ヴィルパン(1953-)というフランスの政治家がいる。 200…

西願広望
1日前
21

情の浮気癖 ―石破さんへのあえての期待

僕は短気だし、些細なことですぐに落ち込む。 感情的になることで、いろいろと愚を重ねてきた…

西願広望
3日前
21

逆ギレされた話

自己充足している人は、自我が強すぎて思考停止状態にある人だ。 自分の言葉を横領されたくな…

西願広望
7日前
20

ブループラネット賞 受賞者記念講演会に行ってきた

牛にひかれて・・・?旧女子短の教え子(現30代)からLINEがあって、お誘いを受けた。 僕は基…

西願広望
9日前
25

ONE PEACE, NO WAR

目的:①平和学習 ②技術史入門  某電機大学理工学部の学生諸君と、東大和市の旧日立航空機…

西願広望
3週間前
27

政治と宗教 -石破首相の事例

石破首相はキリスト者、それもプロテスタントだ。 僕自身、プロテスタントなので、その長所も…

西願広望
3週間前
34

この夏いちばん怖かったこと

この夏、ある小さな街でヘイト騒動がありました。 あれから2カ月になります。 関係者のみなさまがたにあらせられましては、如何おすごしでしょうか。 心の傷はまだ癒えていないと思いますが、当初の熱は冷めたころではないかと推察いたします。 そろそろあの騒動について私見を記しておくのもよいかなと思いました。 経緯 あるお米屋さんが、公園で外来種の水草が増えて困ったというニュースを参照しながら、地元の地方議会で在日外国人住民投票権が否決されたことに関して、安堵のつぶやきをツイッターでお

惚れる

「秀吉が信長に惚れた」というのは、BL的な、イチャイチャ的な意味ではないのです。 秀吉は信…

西願広望
1か月前
36

からだと孤独

この夏は自律神経が三度も壊れました。 もうトシですね。 授乳 昔の話になりますが、モトヨメ…

西願広望
1か月前
27

美術館と博物館

美術館 美術館は楽しい。 なぜなら芸術作品は、芸術家が観てもらうことを想定して、作っている…

西願広望
2か月前
61

ブスでビンボーでバカよ、サラバ

ブス 僕はそんなに長生きをしたくはないが、それでも、あと3週間ぐらいは生きたい。 だから…

西願広望
2か月前
33

極右よ、葬送の詩を聞け

ラ・マルセイエーズは戦いの歌だ。 貴様ら、自由を抑圧する輩、平等を侮蔑する輩、友愛を信じ…

西願広望
3か月前
20

平和の祭典?

パリ・オリンピックが話題ですね。 ふだん、なかなか一般大衆諸氏と共通の話題を持つことがで…

西願広望
3か月前
36

パリ・オリンピック開会セレモニー雑感

解説をしよう。 世界のためのフランス まずパリ・オリンピックのマスコットを思い出してもらいたい。 フリージア帽だ。 自由の象徴、革命の象徴となった帽子である。 古代ローマにおいて解放奴隷がその「しるし」としてかぶったのが起源だが、それがフランス革命期に飛躍的に広まった。 ところで、残念なことに、日本の大学の歴史の先生のなかにも、しばしば理解できていない方がいらっしゃるのだが、フランス革命に賛同した18世紀末の人々は、「フランス国だけの」革命を望んだのではなかった。「世界