#若者
SDGsかぶれの若者へ。
教えをふたつ。
「社会をかえることはできない。しかし社会はかわる。」
「禁止することを禁止せよ。」
何かを禁止して社会をかえようとせず、新しい何かを生み出して社会をかえようとしてごらん。
もちろん挫折するだろうけど、何か学べるはずさ。
老革命家より。
「大木をまっすぐにすることよりも、若い苗を曲げることのほうが簡単だ。」(フランスの諺)
つまり、
ひねくれた老人に純真さを取り戻させるのは、難しく、
正義感に満ちた若者をエゴイストの道に誘惑するのは、たやすい、
ということかな。
写真は、オクラのお味噌汁。
若者は足が速いが、老人は道を知っている。
―アフリカのことわざ
若者は美しいが、老人は偉大だ。
―ヴィクトル・ユゴー
昔はそうだったのかも。
―西願
こども(若者)はわかってくれない、
中高年は経験豊富だから、古傷が痛くて泣く夜もあるのだということを。
それがわからないから、こどもは中高年をへいきで批判し、傷つける。
それがこどもの、こどもらしい甘えなのだということもわからずに。
僕が『ミステリと言う勿れ』を軽蔑する理由。
「孤独は孤立とは違います。孤独は自分の内面の豊かさと向き合って、自らを再発見することです。」(ジャクリーヌ・ケレン)
いまどきの日本の若者は孤立しているだけだ。
孤独を知らない。
社会的に独房に閉じ込められているだけだ。
ひとり、山にこもって、精神修養しているわけではない。
「若者は貞操をまもりたいと思っても、そうできない。
老人は不貞でありたいと思っても、もはやそうできない。」
(オスカー・ワイルド)
少子高齢化社会は、結果的に、極めて倫理的な社会になるのではあるまいか。
写真は、かますの湯引き。