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『早春賦』を歌ってみた!

早春賦。

日本歌曲である。

吉丸一昌作詞

中田章作曲。

1913年、大正2年の作品だ。

大正の初期吉丸が長野県安曇野あたりを旅した折見た

穂高町の『雪解けの風景』を題材に作詞したという。

吉丸一昌はドイツの『故郷を離るる歌』の訳詞でも著名だ。

また作曲の中田章はあの『雪の降る街を』の作曲家中田喜直の

父上だ。

後年の楽曲だが森繁久弥さんの『知床旅情』の歌いだしの旋律に似ている。

それでなぜか以前に聞いたような歌だと思っていたのだが、娘のピアノ伴奏で歌唱してみると勝手に思い込んでいた『旋律』があり『動画どり』には

往生した。

娘とカミさんが一緒に歌ってくれたりもしたがなんとなく不出来であったような気がする。

仕方なし!

なお『賦』は『漢詩を歌うことや作ること』の意味だそうだ。

この文字は『天賦』や『月賦』でおなじみだ。

『早春譜』という曲もあるがこれは『海援隊』の楽曲だそうだ。

まだまだ学ぶことは多し。されど学ばなくともいいことかもしれないが。

一度お聞きくださると幸いだ。

『元NHKアナウンサー吉川精一』で検索を!


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