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第861回【圧巻人生日誌 日々是成長】852(2023/10/9)▲▲クマにしてみれば災難▲▲


自宅のすぐ近く(数百メートル先)に

クマが出没しました。



どれだけ田舎に住んでるんだよ、

という声が聞こえて来そうですが、

私の家は郊外とはいえまだまだ平野部。

クマが生息するような山奥ではありません。



今年はクマの餌になるドングリが不作で、

冬眠前のクマが餌を求めて

下界に降りてきているそうです。


おばあさんがクマに引っ掻かれて

大怪我を負ったそうですが、

その後クマの行方は不明。

どこかに行ってしまったようです。



早朝の時間帯に

パトカーが大挙をなして巡回していたことで

クマの出没を知ることとなったのですが、

早朝の散歩には気を付けないと

襲われる可能性もありそうです。



先日もクマの親子が

民家の納屋に立てこもって

(クマ本人にしてみれば立てこもったつもりは

 ないと思いますが)

最後は銃殺されてしまったようです。

(ニュースでは、駆除、と言っていますが)


しかし

クマにしてみたら餌探しに出てきたら

人間に殺されてしまうとは、

災難もいいところだと思います。



元々は人間が住む領域と

クマが生息する領域は

無言のルールみたいなもので

境界線が引かれていたと言われます。



人間がどんどん里山地域を放棄し

下界に降りてきたことで、

生息域の区別も曖昧になり

クマが人間の世界に間違って入ってきてしまう。

そんなことが頻繁に起きているようです。



それはクマに襲われたことがないから

そんなことが言えるんだ、

と指摘を受けるかもしれません。



実際のクマは

プーさんやパティンドンベアのような

可愛い顔はしていませんし、

北海道で住民を震撼させたOSO18は

獰猛そのものの顔していますからね。



それでも

人間と野生動物が共存できる

効果的な方法が何かあればいいのに。

あっちも生きることに精一杯でしょうし、

こっちも生きていくことが大事ですから。


なかなか都会では味わえない

独特の緊張感の中で生活しているのであります。

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