第396回 【筋トレ日誌 その他日々是】387(2022/6/6)▲▲イベントにて朗読させて頂きます▲▲

突然ではありますが、
今度の土曜(11日)に高志の国文学館にて
『コスモポリタンの文学 小泉八雲と翁久允』というイベントを
富山八雲会公開セミナーとして開催します。


もしご都合が合えばご参加いただければ
と思います。
(第一部では、
 富山大学准教授・水野真理子先生のご講演も
 予定しています)


こちらの第二部冒頭にて
恐れ多くも私が『日本の面影』の一部を
朗読させていただく運びとなりました。
数分のパートではあるのですが、
噛まないよう練習もしておかねば
と緊張しているところです。


さて、
この本の朗読と衆人環視(のようなもの)には
一定の効果があるのだろうな、
と考えています。


多くの方は小学校・中学校の頃に
国語の授業で朗読や暗唱を経験しているかと思いますが、
意外にも覚えているものなのですよね。


私は中学の国語・澤井先生の指導のもと
『平家物語』『徒然草』『枕草子』
などのイントロを暗唱したものですが、
口を動かして染み付かせた効果といえます。


先日も私の大先輩である知り合いの方が
社内での読書会を通じて
『素読(音読)』の効能をご紹介されていらっしゃいましたが、
素読により脳が鍛えられるといいます。


確かに目で追いながら読む内容と、
口で言葉を発しながら読む内容では
断然後者の方が定着率は高いといえますね。
それは、先述の25年前の授業の暗唱を
覚えていることからも間違い無いでしょう。


特に名作は何度も何度も音読すると、
その機微(のようなもの)が浸透してくるように思います。


以下は私見ですが、
音読はその文脈に感情を乗せられるのも
一つの効能のように思えます。


以前NHKで朗読サークルをテーマにした
ドラマが放映されていましたが、
短編の童話などを声に出し気持ちを乗せて
読むことはさぞ気持ち良いだろうと思います。
(一時朗読サークルも探しましたが、
 コロナで下火になってしまったようで。
 今ならZOOMでもできそうですね)


少々話は横道に逸れましたが、
土曜日は気持ちを乗せながら朗読してみたいと思います。

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