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第205回 【筋トレ日誌 その他日々是】196(2021/10/24)▲▲日本人としての在り方を考える日▲▲

博多の歴女、との異名を持つ
白駒妃登美さんの講演会に参加の機会を頂きました。


白駒さんのご著書『ちよにやちよに』
上梓を記念した朝活・永吉さんプレゼンツの会です。


しかし、
私が今回白駒さんや『ちよにやちよに』を知る事となったきっかけは
平賀敦巳さんがご紹介されているのを拝見してのこと。
平賀さんのご紹介が無ければ、
今回このような貴重な機会も見過ごしていたかもしれません。
平賀さん、有難うございました。


さて、ちよにやちよに、と言えば
国歌『君が代』の一節である事は言うまでもありませんが、
その歌に込められた意はどの位ご存知でしょうか。


この『君が代』は和歌である事、
1100年近くもの長きに渡り日本人に
親しまれてきた歌である事。


私世代の方であれば、
入学式・卒業式の国歌斉唱に
いろんな意見をお持ちの方がいらっしゃる事も
ご経験された方もおありかもしれません。


しかし、この長い歴史をもつ『きみがよ』は、
平安の世に生きた詠み人も分からない市井の誰かが
愛する人に寄せた愛の歌なんですね。


その愛する対象は人に限らず、
動物・植物・山川海・・・
万物が対象なのです。


『人』ではない
自然や岩や山にも敬意を示す
実に日本人らしい表現だとは思いませんか。


私はそんな白駒さんの熱い(本当に熱かったです)解説に、
日本人で生まれた喜びを改めて感じました。


白駒さんは、そんな美しい世界観に囲まれた日本人は、
『心を育む事』こそが必要であると仰られます。


そのような心を育む3つの方法を最後にご紹介しておきます。

① 詩・歌に触れる事

日本人は万葉和歌に始まり、短歌、俳句、ポエム、
などなど、
凝縮された文字の中に思いを込める事を得意としてきました。
これは裏を返すと、
凝縮した言葉で意思表示する事への覚悟の表れです。
(言葉がまだまだぞんざいな私には耳が痛いですが)
その言葉の中に込められた意を汲む事こそが
有用であると仰られます。


② 生活規範を確立する。人として振る舞う。

モラル・マナーという言い方では薄い気がしますが、
人として自尊心を持って生きていく
という事かもしれません。
誰かのお陰で生かされている感覚、
その誰かに感謝を込めて生きていく事は
当たり前ですが日本人が日本人らしく生きていくには
必要な事でしょう。


③ 音楽を楽しむ

遠い昔、平安の世の人たちも
音楽に興じていたと言われます。
万葉和歌も、労働歌や浪曲となり口伝され
今の時代に息づいているものもあります。

日本人としての在り方、
のような事についても学ばさせて頂きました。
改めて白駒さん始め、関係者の皆様に御礼申し上げます。

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