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第284回 【筋トレ日誌 その他日々是】275(2022/1/25)▲▲生涯若く学びたいもの▲▲

何の自慢にもなりませんが、
私は見た目が老けている?からなのか
しばしば実年齢+〇〇歳として見られることが
多くございました。


学生の頃はスーツを着ていれば
大学の先生と間違われ(助教あたり?)、
社会人になってからも
上司と同行しているのに
私が上司と間違われたり。


持って生まれた容姿による
役得も多かったようにも思えますが、
ようやく年相応に見られるようになった?
ものと信じたいところです。


しかし、
実際の年より上に見られることで
ピシッと背筋が伸びる思いになることもあり、
自身に課せられる責任も感じることも
多くあったように思います。


否応なく年上の大先輩の方達の
行動様式や考えをインストールするようになるのですが、
これは私にとっては大きな収穫だったと思います。


以前も書きましたが、
私は約12年間新人の育成係を仰せつかいました。
上司からも一任されていましたので、
自身の立ち位置を俯瞰し
対応することができたものと考えます。


かように
若いうちは年上の方を真似て真似ぶことが大事、
と言われますが、
一定以上の年齢になると
若い人に交わり学ぶことも大事でしょう。


私の身近にも
70歳を超えられてフルマラソンに挑戦される
パワフルな方がいらっしゃいますが、
全くお年を感じさせないばかりか
若輩者の私にはただただ
大きな刺激を頂いています。


おそらくご自身も、
若い世代の方たちと交流することで
エネルギーやパワーを充填されているのであろう、
と予想しています。


佐藤一斎もこう述べています。


少年の時は当に老成の工夫を著すべし。
老成の時は当に少年の志気を存すべし。
(若い時は、経験を積んだ人のように
 十分に考え、
 手落ちのないように工夫するが良い。
 年を取ってからは、
 若者の意気と気力を失わないように
 するのがよい)


少年老い易く学成り難し、とも言いますから、
常に学ぶ気持ちを持ちつつ
また覇気がある若者の如く
人生を送って参りたいものですね。

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