第937回【圧巻人生日誌 日々是成長】928(2023/12/24)▲▲クレクレさん・クレクレ君は短期的には果実を得るが、長期的には失うものが多い▲▲
■
皆様良いクリスマスをお過ごしでしょうか。
私にとっては通常の週末だったのですが、
いつぞや(ウン十年前?)に親からクリスマスにもらった
童話集を久しぶりに引っ張り出し
読んでおりました。
■
子供の頃は数々の童話に触れても
そこにリアリティを感じることはありませんでしたが、
大人になり読み返してみると
日常に置き換えられ、
『これ出来てないじゃないか』と
反省させられることも数多くあるのです。
『アリとキリギリス』
『ウサギとカメ』
などを読むと、
長期軸の目線を持つことや
乾坤一擲、一発大穴勝負で行くのではなく
微差を積み重ねていくことの重要性を
改めて考えさせられます。
■
併せて『かいば桶の中の犬』という
イソップ童話を読んでいたのですが、
これに近しい話を見聞きしていたので
なお現実のものとなって理解したのでした。
■
この『かいば桶の中の犬』という話は、
牛の食事(飼葉)を入れる桶の中で
気持ちよく寝ていた犬が、
牛に昼寝の邪魔をするな!と吠えたという話。
■
ここから得られる教訓は、
自己都合を優先して
他人の邪魔していることに気が回らない人がいる。
それを指摘すると逆ギレするとは困ったことだ。
ということになるのでしょう。
■
先日私が聞いたのは、
とある方から
『あれが欲しい、これが欲しい』と
他者への要求があり、
いざ好意であげようとすると
『ああしろ、こうしろ』の注文が付いてきた、
というのです。
■
差し上げる方としては
あくまでも好意で対応しようとしているので、
それ以上でもそれ以下でもない
あとは貴方で対応してくださいね、
となるはずです。
しかし中には、
その好意を踏み台にして
あれやこれやと当然の権利であるかのように
自己都合を押し付けてくる人もいるものです。
■
子供のクレクレ君は可愛らしさもありますが、
大人になってのクレクレ君は見ていて
痛々しいものがあります。
クレクレ君は短期的には得られる果実もあるでしょうが、
長期的には失うものが多くなるでしょう。
■
こういう行為の一つに一つに
気をつけて生活していきましょう、
という教訓を得られるのも
童話の利点の一つなのでしょうね。
(徒然草なんてその代表格ですね)
そのようなわけで、
皆様もお子様の童話を一緒に
お読みになってみてください。
色々気がつくことが多いかと思われます。
今日も素晴らしい一日をお過ごしください。
=======================
★★今日の圧巻人生方程式★★
■
童話集は
大人が生きていくための所作の
宝庫とも言えそうだ。
そのような宝庫から、
クレクレを主張して生きていては
失うものが多くなることを改めて学ぶ。
=======================
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?