第74回 【筋トレ日誌 その他日々是】65(2021/6/12)▲▲ドラッカー×社会学 から▲▲

井坂康志先生と多田治先生の
『ドラッカー×社会学』出版記念対談を拝聴。
上梓された作品も読みながら感じた事。


私はドラッカー初心者ゆえの感想にはなりますが、
ちょうど今読書会に向けて『マネジメント』を読みながらの
備忘的要点まとめ。


マネジメント内ではドラッカーは
人の強みに着目せよ、と述べています。
それは弱みを闇雲に伸ばそうとすることでもなく、
自身の持つ強みにこそ着目せよ、と。


先日もストレングスファインダーの研修を受けて、
『そもそもこんな事が自分の強みと申して良いのか』
と考えてしまったことも事実。


井坂先生曰く、
『強みはたいてい素朴な習慣に宿っている』と。


それは例えるなら、
セールスパーソンがお客様に添え状を必ず書くとか、
何人かで食事をしたとするならば
お醤油やソースを気を利かせて最初にテーブルの真ん中に置く、とか。


そんな些細で取るに足りない(と自分で思っている)事が
強みと称して良いのであれば、
至る所に強みは散らばっているのかもしれない。


そして強みの発動で物事がうまく行ったとするならば、
それを見ている人が必ずいる。
真似をしてくれる人が登場する。
良いサークル環境が生まれる。
人に問われる。


そんな環境の循環と
自身に問いを投げ続ける事で強みが強化される。


しかし、
自身の強みについて自問自答する事は
時に苦しさや葛藤を生むであろう。


そんな時こそ、
日記を書き続き、それを後ほど振り返り、気づきを得る。
このサイクルを繰り返せ、と。


ドラッカーと日記がリンクするとは私の中で意外であったのですが、
日記は最良のセルフモニタリングツール。
自身が何を考えて、誰と会い、どんな本を読んだのか、
何を食べたのか、心の揺らぎ・・・
こんな事を数行で良いから書き続けよ。


私もこの1年、
日記というには恥ずかしい内容ながらも
いろんな事をノートに書きつけてきました。
最近はここに発信することも続けるように仕向けてきました。
(まだまだだが!)


しかし、
私は日記を通して自身を良く見せたり
カッコつけたりしていたのではないかと、反省をしているのです。


結局自分は自分以外の誰にもなれないのだから、
自分のある道を歩き続ける。


井坂先生の訴求ポイントは
もっと別の箇所にお有りだったかもしれませんが、
私の中ではこの点が一番心に揺らぎが生じたというか。


気づきを下さった
井坂先生と多田先生には
この場を借りお礼申し上げたく。

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