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第851回【圧巻人生日誌 日々是成長】842(2023/9/29)▲▲あたおか系も長く続ければ教祖的な風貌になる▲▲


ニッチビジネスセミナーに参加してから、

万人受けしないけど何か凄い人や

そのジャンルを極めて誰得なのか?という分野で

その分野の第一人者となられている方が

気になってしまい、

またそのような方が目に入ってきてしまうこの頃です。



先日も朝刊紙に

ジュースやビールの空き缶の底を顔にくっつける

ギネス世界記録を更新した

菅野俊一さんという方が紹介されていました。


この空き缶顔貼り付け選手権は

今までアメリカ人男性の10本が

ギネス登録記録だったそうですが、

この度菅野さんの11本がギネス世界記録として

認定されたそうです。


おそらくイメージが湧きにくいと思いますので、

下記の写真を見て頂ければ。




はっきり申し上げて、

誰得記録だよって感じですよね。

ニッチすぎる世界の話ですし、

この世界の記録を打ち立てても

金持ちにはならないと思います。



しかしここに行き着くまでの『物語』に

無性に惹かれてしまうんですよね。



菅野さんがそんな自分の才能に気が付いたのは、

中学生の時だったそうです。

友人から『額が広い』と言われたことから

その特徴を活かして何か出来ないかと考えたところ、

たまたま空き缶を当てたらくっ付いた、との事です。



普通でしたら

額が広いという特徴はネガティブにも受け止めるところ、

菅野さんはご自身の『手中の鳥』

気が付いてしまったのでしょうね。



『自分でも信じられず、

 何か特別な能力があると思った』

と書かれていますが、

ここでスイッチが入るか否かの違いが

ニッチな世界で道をなす人の特徴なのでは、

とも思えます。



その後、8本顔に貼り付ける

ギネス記録があることを知り、

世界一への挑戦を決意。


缶を当てる場所や角度、順番を

徹底的に研究し、

半年間練習に打ち込んだ結果

2019年9月に9本の世界記録を樹立。


2022年に記録を塗り替えられたことから

再度練習に練習を重ね、ギネス更新。



菅野さんがコメントしている言葉が、

ニッチな世界で生きていく人の

勝利の方程式を表しているように思えます。


『意味のなさそうなことでも、

 世界一になるまで突き詰めると得るものがある』



私たちはどうしても

『短期的に成果を得られるもの』

『万人受けしそうなもの』

に目が行きがちです。



しかし短期的に身に付いた成果は

短期的に陳腐化するものですし、

万人受けするジャンルは

早晩レッドオーシャン化することは

目に見えています。



短期的に成果を出し成功をし続ける、

万人受けするジャンルで名を馳せている人は

世の中でごく限られた人達です。


限られた成功者しかいない激戦区に飛び込むのか、

長い時間を掛けながら

自分に適合した世界を作り

世界を自分に合わせさせていくのか。


どちらが長期的には有益であるかは

明らかでしょう。



私は久しく、

みんなが突入する分野に追随することが

成功への近道と考えていましたが、

残念ながらそうではないのが

世間の実情だと知ってしまいました。


皆様もニッチ路線を極めながら

我が道を邁進して参りましょう!


今日も良き一日をお過ごしくださいませ。

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★★今日の圧巻人生方程式★★


世界に合わせて生きるのか、
世界を自分に追随させるのか。
それが大きな分岐点になるはずだ。
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