第223回　【筋トレ日誌　その他日々是】214（2021/11/13）▲▲幾千万分の一の自分▲▲

かつて自身のルーツを探るべく、
戸籍を取り寄せ経歴を遡ってみた事があります。

途中から範囲が広範に渡りすぎる上に、
明治以前の戸籍の解読ができず
４代遡り以降は断念してしまいました。

生物学的に
先祖は１０代遡れば１０２４人、
２０代遡れば１０４万８５７６人もいる事になりますから、
とてつもない数のご先祖があってこそ
今の自分がいる事に気が付かされます。

私の一つ上の世代である両親は健在ですが、
その上の世代は４人中３人の姿を見た事がありませんので
なお一層先祖への思いが強く募る事があります。

こんな話を致しましたのも、
今日が私の母方の祖母の３３回忌であったため。
孫である私も
子である私の母親も
共に３３も歳を重ねた事になりますし、
現在もお互いに元気でいることは有難いことであります。

法要に際し
お寺の住職にお経をあげて頂くとともに、
説法も頂きました。

住職とも長いお付き合いですが、
願うことよりも、願われることを大事にせよ、
との教えを頂戴いたしました。

人として、
ご先祖から元気に人の道を外すことなく生きていくよう
願われる存在であれ、との事。

幾万にも及ぶ先祖により
今の自分があること、
そしてまたこの先も脈々と
自身のルーツが引き継がれていくことの
偶然性や貴重性のような事を感じたのであります。