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第76回 【筋トレ日誌 その他日々是】67(2021/6/14)▲▲超加速経済アフリカ▲▲

椿進さんの
『超加速経済アフリカ』出版記念
対談(上阪徹さんとの)を拝聴した。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0919JLSC6/ref=dp_kinw_strp_1

こちらの話を伺っていただけでも、
私のアフリカ感がいかにステレオタイプで
時代遅れなものであるかを痛感させられたのである。


まず、
アフリカはもはや発展途上国ではないという事実を
右肩下がりの我々は知っておく必要がある。
その理由は、
生産人口年齢が極めて若いことだ。


人口のピラミッド曲線を
社会科の授業で習われた方も多いかと思うが、
日本は逆三角形の高齢化社会の典型的な姿だが、
アフリカは美しいほどのピラミッド型。
これからどんどん若手層が活躍していく時代を迎えようとしている。


しかも生産年齢人口比で言えば、
これからの50年大国の中国もインドも落ち込んでいくが
アフリカはほぼ横ばい、
ピークは2070年から2100年ともいわれる。
まだまだ80年近くは安泰と言える。


そんな若さ爆発のエリアは電気が来ていない地域も
まだまだ多いという。
アフリカ全体では無電化率は農村部で60%ともなるそうだ。
しかし近代化と無縁と思われるアフリカで
日本よりも爆発的な広まったのがスマホである。
ケニアのケータイ普及率は113%ともいうから
恐るべしである。


これからの可能性を秘めたエリアゆえ、
各国がアフリカ投資を急拡大させている事は言うまでもない。
急先鋒は中国である事は論をまたないが、
日本からも豊田通商が現地法人を立ち上げていると聞くし
トヨタ・日産も現地投資に旺盛だ。
私も早速アフリカ向け投資に
資産を分散してみようと考えている。


アフリカの急成長を一言で言い表すなら
『リープフロッグ』(蛙飛び)である。
先進国が歩んできた過程を、蛙飛びの勢いで歩んでいるのである。
特にIT分野で顕著である。


しかし、アフリカの歩む道は想定ができるのである。
アフリカの今の姿は、
50年前の日本であり、
25年前の中国であり、
10年前のインドなのである。


つまりは、次に来るトレンドが透けて見えるのだ。
これはアフリカに投資しないという選択はないだろう。
新興国株で投資するか、
個別銘柄投資にするか、
検討を進めてみたいと思う契機となった。


椿さん、上阪さんありがとうございました。

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