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第185回 【筋トレ日誌 その他日々是】176(2021/10/02)▲▲おまえにシビックプライドはあるか▲▲

10月2日・3日は、
AMAZING TOYAMA写真部の展示会
『フォトキト』が開催されております。
https://www.city.toyama.toyama.jp/kikakukanribu/kohoka/citypromotion/R3_photokito.html


不肖・中村の作品も展示の機会を頂きました。
もしお時間ありましたら足をお運び頂き、
中村の作品をご笑覧くださいましたら幸いです。


さて、このフォトキトという展示会ですが、
AMAZING TOYAMAと称して
市民のシビックプライドを醸成する一環として、
富山出身のフォトグラファー・テラウチマサトさんの監修の元
進められているフォトプロジェクトの一つであります。


私も今年からこの活動に参加させて頂き
分かったことがあります。


明らかに富山市民の地元に対する愛やプライドが
深まっているということ。


思い起こせば私が地元の高校生の頃は
『こんな田舎いややー』という一心で東京に出たわけですし、
町の玄関口で観光客を迎えるタクシーの運転手さんでさえ
『この街にはなんもありませんからねー』
という言葉が口をついて出てしまう始末。


しかし20数年ぶりに富山に戻り
東京にも生活した視点で富山を俯瞰すると、
こんないい素材が溢れている街はそうそう無いな、と思いました。


自分の良さには気が付きにくい、といいますが、
その街に住んでいる当事者の市民も
街の良さに気が付いていなかったわけですね。


では、いい所ってなんだろう?と深掘ろうとすると
観光客受けしそうなポイントばかりが目に入る。
そして、
『やっぱ、お隣の金沢の方が観光向きで
 うちは何も無いよなー』
となっていたわけです。


しかし、富山を知らない人が本当に知りたいのは、
その街に住む人の息遣いや日常の生活だったわけです。


街のどこからでも日常光景として
北アルプスの主峰を眺めることができる。
ありふれた日常の近所の公園で子供が遊べる。
ふと見上げた桜並木。


挙げるときりはありませんが、
そんな日常の良さに市民が気が付いたのでしょう。
そして、自分の街に誇りを持てるようになっている。

私もこの街の市民であることに
今はこの上ない誇りを持てていますね。

人工流出で
自分の街に自信が持てない地方都市が
増えているのかもしれません。


しかし
草の根の活動で、
市民が主体になって、
その良さを自らアピールしていく。


これが出来るだけでも
人の定着率・流入率は増えるような気がしています。


是非とも皆様も
自分の街の良さを改めて探してみて頂ければと思います。
意外にも、
たくさんの良さってあるものだと思います。


というわけで、
フォトキトの方にも是非ともお越しくださいませ!

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