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第286回 【筋トレ日誌 その他日々是】277(2022/1/27)▲▲お客様が求めるのは、金額か性能か、それとも・・・?▲▲

今日はお客様(大学)先に
訪問して参りました。


これも何かのご縁なのかもしれませんが、
私の社会人生活におけるお客様は
一部期間を除いてずーっと大学。


世間で小売りやメーカーと呼ばれる
所謂『民需』案件にも携わりたい思いもありましたが、
なぜか学校の中でも『大学』という機関を
長い期間にわたり担当しております。


大学の案件は
『教授』と呼ばれる先生方と
プレ段階からお付き合いをさせて頂くのですが、
研究者故かこだわりがお強い先生が
多くいらっしゃるのも事実です。


そんな先生からよく漏れ聞こえる声が、
『国産のN社はいいけど、F社はダメだ。
 外資のH社は価格は安いけど、満足できない』
等々のベンダーやメーカーに対するご評価です。


ミッションクリティカルなシステムであればいざ知らず、
実際のところパソコンレベルのシステムであれば
どこのメーカーを取ってもチップセット性能に
大きな差があるわけでもないし、
搭載CPUの世代もほぼ横並びなので、
グラボ(グラフィックボード)と筐体位にしか
差は生じないはずなのです。


それでもメーカー間の好き嫌いが生じるのは
なぜなのでしょうか。


これはやはり、
『人に対する好き嫌い=メーカーの好き嫌い』
になっているから、と思われます。


よくありがちなパターンが
『納品までが終わると、全然(お客様先に)来なくなった』
というお客様の不満です。


これではお客様も
次の要望や課題を伝える術がありませんよね。


私たちの業界では
『定例会』と称して月1回強制的に
お客様と顔を合わせる機会を作っていましたが、
時には定例会の事前ネゴのために
お客様と顔を合わせる機会を作ったり。
あの手この手でお客様との接点を枯らさない、
というのは基本中の基本でありながら
長い目では有効的でもあるわけです。


ですので、先述のようにお客様から
『一方的に会社名で嫌われている(気がする)』
と思ったならば、
もはや特定の個人に対する不満が
会社名への不満に昇華した、
と考えた方がよさそうです。


この段階に来たら、
見積もりの金額の高い安いは
二の次の課題かと思います。


もっとも嫌われたら
声すら掛けてもらえないわけです。
文句を言われていても
声を掛けてもらえるうちは華、
ということでしょう。


なかなかお客様先を定訪するのも
時節柄厳しい面もありますが、
セールスパーソンの方は
共にお客様との接点を枯らすことのないよう
頑張って参りましょう!

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